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井上陽一の活弁映画シリーズ1
2008年1月5日(土)
かつて無声映画は活弁を付して上映するのが常でしたが、現在ではその機会が極めて少なくなっています。当館では新年のプレゼントとして弁付き上映会を初めて開催します。活動弁士・井上陽一さんの熱弁をお楽しみに。
「祇園小唄絵日傘・第一話 舞の袖」
(1930/18コマ映写/50分)
製作:マキノプロダクション(御室撮影所)
監督:金森万象
撮影:松浦茂
マキノを代表する金森万象が祇園を舞台を撮った「小唄映画」はサイレント時代のミュージカルメロドラマ。ロケーション撮影も活かし、祇園を舞台に悲劇が展開する。

 
「血煙荒神山」
(1929/18コマ映写/25分)
監督:辻吉郎
主演:大河内傳次郎

 

井上陽一(弁士)
1938年、姫路市生まれ。浜星波に師事。60年から活動写真弁士として活躍。02年「OSAKA映像フェスティバル」で『雄呂血』、04年の京都映画祭では『特急三百哩』『からくり蝶』、最近では07年東京国際映画祭で『忠次旅日記』を名調子で活弁するなど、各地の映画祭等で活躍。関西唯一の現役活弁士である。

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