イベントEVENT

神戸映画資料館を支える会 会議2010
2010年1月30日(土) 予約受付締切 1月25日(月)
日本の映画発祥の地、神戸に神戸映画資料館が開設され、2009年3月で2周年を迎えました。神戸映画資料館は2006年より2008年度まで兵庫県商店街活性化事業(先導的活性化事業)を活用し、新長田まちづくり(株)が事業主体となり神戸プラネットが委託を受け、運営してまいりました。しかし、2009年4月からは神戸プラネットが神戸映画資料館と一体の事業主体となり、独立採算事業として運営しております。
 周知のとおり映画に限らず、アーカイブ事業は私企業や個人が運営維持していくことは困難極まりなく、至難の事業であります。貴重な映画資料を収集、所蔵し、映画文化の発展と地域開発を促進するため、今後も神戸映画資料館を存続せしめるために、今後どのような展開を目指していくのか。
 神戸映画資料館をさまざまな側面から応援してくださるみなさまと一緒に、今後の課題を考えてまいりたく、この度「支える会会議」スタートさせます。ぜひお集まりいただき、お知恵をお貸しくださいますようお願い申し上げます。
                                 神戸映画資料館を支える会
                                 代表世話人 宍田 正幸
 
プログラム  
2010年1月30日(土)

 13:00〜13:05  主催者挨拶 
宍田正幸(支える会代表・新長田まちづくり株式会社社長)
 
 13:05〜13:20  神戸映画資料館 活動報告
 
 13:30〜14:15  講演「生きた記憶としての映画保存」 
とちぎあきら(東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員/映画室長)
フィルムセンターは、映画フィルムや関連資料の収集を通じて、映画とともに生きた人々の体験を可能な限り集積し再現するというフィルム・アーカイブの理念に基づき、国の施策に則った映画保存活動の諸領域を担う機関である。この立場から、互いに協同し、責任を分かち合うパートナーとしてなくてはならない地域アーカイブ、民間アーカイブの意義を論じていきたい。
 
 14:30〜15:45  シンポジウム「神戸映画資料館の可能性」→報告
山根貞男(映画評論家)、とちぎあきら、安井喜雄(当館館長)、宍田正幸 敬称略
15:45〜16:00 質疑応答
 16:20〜17:00  参考上映『闇の手品』
(1927/35分/16mm/本庄映画研究所 )
主演:三田村次郎 原作:八木祐鳳 脚色・監督:鈴木重吉
傾向映画の代表作「何が彼女をそうさせたか」で知られる鈴木重吉監督の初期作品。
神戸三宮親交協会懸賞当選脚本の映画化で、当時流行したヨーロッパ前衛映画の影響が随所に見られる逸品である。神戸映画資料館収蔵。
 17:30〜19:30  懇親会
(別途会費3000円/会場:神戸映画資料館カフェスペース)
 
◎会場:神戸映画資料館(参加者多数の場合、新長田まちづくり株式会社会議室)
◎参加費 支える会会員:無料 非会員(一般):2500円 非会員(学生):1000円
 
支える会会員募集要項
予約受付締切 1月25日(月)
予約・お問い合わせ
神戸映画資料館
078-754-8039(FAX兼)
info@kobe-eiga.net

これまでのイベント|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。