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神戸映画資料館レクチャー:映画の内/外
第4回 新生セリーヌ

 フィリップ・ソレルス『セリーヌ』(杉浦順子訳)刊行記念
 
2011年8月7日(日)17:30〜(終了予定19:00) 
 
講師:杉浦順子
聞き手:鈴木創士

 
「神戸映画資料館レクチャー:映画の内/外」では、1、2ヶ月に1回程度のペースで、さまざまな講師をお招きし、幅広いテーマで講座を開いています。
今回は、『セリーヌ』(エートル叢書21/現代思潮新社刊)の出版を記念し、翻訳者である杉浦順子氏を講師に、エートル叢書の監修者である鈴木創士氏を聞き手としてお迎えします。
セリーヌに関連する珍しい映像資料などを参照しながら、没後50年を迎えて今なお “永遠に人前に出せない作家” セリーヌの文学世界を掘り下げていただきます。
 

杉浦順子
青山学院文学部フランス文学科卒業。神戸大学大学院文学部博士課程単位取得満期退学。2009年5月、フランス・ルーアン大学博士課程修了。専攻は近代フランス小説、中でもルイ=フェルディナン・セリーヌ。現在、神戸大学ほか非常勤講師。論文に、《Strategie de l’humour chez Celine : une lecture deleuzienne 》, La Revue d’Etudes celiniennes, No 4, Hiver, 2008 ほか。

 

鈴木創士
作家、翻訳家。 著書に、『アントナン・アルトーの帰還』、『魔法使いの弟子』(現代思潮新社)、『中島らも烈伝』(河出書房新社)、『ひとりっきりの戦争機械』(青土社)など。翻訳書に、『アルトー後期集成』(共同監修、河出書房新社、共訳)。エドモン・ジャベス『問いの書』(水声社)、ジャン・ジュネ『花のノートルダム』、アルチュール・ランボー『ランボー全詩集』(河出文庫)など。現代思潮新社「エートル叢書」監修。

 

《参加費》 1000円
*ご予約受付中 
info@kobe-eiga.net 宛に、お名前、連絡先(電話)、参加希望日を書いてお送りください。
追って予約受付確認のメールを差し上げます。
 
《割引》
講座参加者は当日の鑑賞料200円引き

協力:現代思潮新社

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※内容は予告無く変更する場合があります。