〈ホームムービーの日 in 神戸〉プレ企画──映像が伝える神戸の街と人のヒストリー
2014年9月20日(土)・21日(日)
大正筋商店街を含む神戸・新長田地区は、1995年の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けましたが、その後の復興建設により街の風景が一新しました。昔からここに暮らすみなさん、震災後の新長田の新たな住人、そして他地域から新長田を訪れる人々に、この街と人の歴史を残された映像が伝えてくれます。

Aプログラム(参加無料)
9月20日(土)13:30〜15:30
[上映]
①「大正筋商店街〜大正筋商店街の成り立ちから阪神淡路大震災、そして復興に向かう姿を〜
(2007/24分/DVD/制作:神戸長田コンベンション協議会)
②8mmホームムービー
「山中正月」
(1960年頃)ある一家の正月の様子。長田神社へ初詣など
 「花村パン 開店の様子」(1963年)兵庫区の夢野商店街に支店をオープンした様子

[トーク]
田中まこ(神戸フィルムオフィス 代表)
板倉史明(神戸大学大学院国際文化学研究科 准教授)

 

Bプログラム(参加無料条件あり)
9月20日(土)16:00〜、21日(日)13:30〜
「吹けば飛ぶよな男だが」
(1968/91分/35mm)製作:松竹大船
監督:山田洋次 脚本:森﨑東、山田洋次 撮影:高羽哲夫
出演:なべおさみ、緑魔子、有島一郎、ミヤコ蝶々、佐藤蛾次郎、犬塚弘、芦屋小雁、小沢昭一

大阪駅前で九州からの家出少女・花子(緑魔子)をたぶらかし、ブルーフィルムの撮影に連れ出したチンピラたち。一味の下っ端・サブ(なべおさみ)は抵抗する花子を助け、神戸へ無鉄砲に逃げ出すのだが…。『男はつらいよ』の山田洋次監督の初期作品。高度経済成長期の大阪・神戸の街を背景に、帰る場所を持たない二人が愛を育む人情喜悲劇。

映画に登場する神戸各所
六甲ケーブル/六甲山頂遊園地/国鉄・神戸臨港線/神戸大丸屋上より東を望む/神戸栄光教会/福原/湊川公園下の坂道/神戸拘置所/湊川トンネル/海岸通り/メリケン波止場、ほか

《参加費》Aプログラム:無料
Bプログラム
神戸市内に住居か勤務地のある方[要証明できるもの]、および学生、神戸映画資料館サポーター会員:無料
上記以外の方:1000円
《会場》神戸映画資料館

主催:神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会
協力:神戸アーカイブ写真館、神戸フィルムオフィス
助成:神戸市「まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成」

※内容は予告無く変更する場合があります。