みんなで作ろう! 映画館MAPの試み
2018年2月18日(日)

提供:松永文庫

提供:松永文庫

神戸映画資料館では、今年度から「神戸映画館マップ」の作成に取り組んでいます。
親しみやすい「地図」というかたちを通して、過去の映画文化を身近に感じてもらうこと、さらに映画館の写真やチラシ、ポスターなどの貴重な資料の保存を呼びかける企画です。
こうした映画館のマップは、既に全国各地でも作られてきましたが、今回は、かつて北九州市にあった映画館のマップを作成された松永文庫の取り組みについて、学芸員の凪恵美さんにご講演をしていただきます。また、市民のみなさまに参加していただき、過去の神戸の映画館についての思い出やエピソードを伺うワークショップも開催します。映画館文化に興味を持たれている方々のご参加をお待ちしております。

田中晋平(神戸映画保存ネットワーク)

 

第一部 13:30〜15:10
講演①:「北九州劇場分布図」の制作と展示 凪恵美(松永文庫)
講演②:「神戸映画館マップ」の取り組み 田中晋平(神戸映画保存ネットワーク)
 
第二部 15:30〜16:35
ワークショップ:「映画館の思い出を地図に貼ろう!」
参加者には、1958年(昭和33年)の神戸市のマップに、映画館に関する思い出やエピソードを記した付箋を貼ってもらいます。当時の映画館を知る方々はぜひお知恵を貸してください。過去の映画文化に興味がある方々からも質問を募り、みんなで地域の記憶を発掘します!
 
 

松永文庫について
門司在住の松永武が1997年に自宅を開放して無料公開を開始した後、2009年にすべての資料を北九州市に寄贈。現在は市の文化施設として、様々なテーマで資料展示を行っている。松永文庫の特性は、映画俳優を含む芸能全般に関わる人々の「生き方」に力点を置いて関係資料を収集していることであり、大正期から現在に至る関連資料は40,000点を超え、今も増え続けている。常設展示のひとつである「映画館マップ」は、郷土の映画隆盛期を伝える貴重な資料として広く活用され、人気である。
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《参加費》無料   《会場》神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。