プログラムPROGRAM
2007 10

2007年10月
大好評だった『韓国映画特集vol.1』に続き、今回は女性を描いた作品に焦点を合わせて選んだ5作品を隔週で上映する。李朝時代の儒教倫理に縛られた女性の苦難を描いた名作「糸車よ糸車よ」から現代女性の悩みを描いた「コルセット」まで。韓国映画が織りなす情感の世界は時空を超えた共感帯をもっている。
主催:新長田まちづくり株式会社
共催:駐日韓国大使館 韓国文化院
後援:長田区役所
協賛:NPO法人神戸定住外国人支援センター
10月5日(金)
「糸車よ糸車よ」

(1983/100分/35mm)
監督:イ・ドゥヨン

10月19日(金)
「カッコーは夜中に鳴く」

(1980/120分/35mm)
監督:チョン・ジヌ


2007年10月12日(金)~14日(日)
韓国内では最近まで見ることができなかった幻の60年代韓国映画2本。韓国で予告編と本編の一部が発見され、KBS1で特番が組まれるなど話題となった『洪吉童(日本題名:少年勇者ギルドン)』。『愛は国境を越えて』も、なかなか見る機会のない貴重な作品です。
「少年勇者ギルドン」
(韓国/1967/75分/16mm/日本語吹替版)
監督:シン・ドンホン(申東憲)

「愛は国境を越えて」
(韓国/1965/75分/16mm/日本語吹替版)
監督:キム・ギドグ(金基悳)


2007年10月20日(土)・21日(日)
神戸映画資料館初の西部劇特集。主題歌も有名な『黄色いリボン』は、アカデミー賞カラー撮影賞受賞に敬意を表し、当時のテクニカラー・35mmプリントで上映。褪色の少ないテクニカラーの醍醐味を味わおう!『ジェロニモ』は何度も映画化されたが、トーキーで最も古い作品を上映し西部劇の原点を探る。西部劇ファンの皆さん、全員集合!
「黄色いリボン」SHE WORE A YELLOW RIBBON
(アメリカ/1949/103分/35mm)
監督:ジョン・フォード
 
 
 
「ジェロニモ」GERONIMO
(アメリカ/1939/80分/16mm)
監督:ポール・H・スローン


2007年10月26日(金)~28日(日)
ジャマイカ”と聞いてあなたが思い浮かべるものは?レゲエミュージック、浜辺に砕ける波と極彩色の植物に恵まれた美しい楽園?
ジャマイカの神髄にふれる二作品を紹介します。グローバル経済について“無知は罪”だということを伝え、その上で我々はどう生きていけばいいのかを考えさせる『ジャマイカ 楽園の真実』。『ルーツ・タイム』は、ジャマイカのヴァイブスを伝えるラスタファン・ムービーの新作。
「ルーツ・タイム」ROOTS TIME
(ジャマイカ・アルゼンチン/2006/77分/35mm)
配給:アップリンク
監督・脚本:シルベストレ・ハコビ

「ジャマイカ楽園の真実」LIFE and DEBT
(アメリカ/2001/86分/DVCAM)
配給:アップリンク
監督:ステファニー・ブラック


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。