プログラムPROGRAM

年別アーカイブ: 2008

サービスフライデー(無料上映)
2008年1月4日(金)「アイドルを探せ」CHERCHEZ L’IDOLE
(フランス/1963/35mm/85分)
監督:ミシェル・ボワロン
出演:シルヴィ・ヴァルタン、ミレーヌ・ドモンジョ
コソ泥のドタバタ喜劇をからめたフランスの歌謡アイドル映画。
1月11日(金)
「市民ケーン」CITIZEN KANE

(アメリカ/1941/16mm/119分)
製作・監督・脚本:オーソン・ウェルズ

1月25日(金)
「地下室のメロディー」LA MELODIE EN SOUS-SOL

(フランス/1963/16mm/121分)
監督:アンリ・ヴェルヌイユ


正月ニコニコ映画大会
2008年1月6日(日)
チャップリン、ロイド、キートン、三大喜劇映画俳優の若き日の力作を一挙上映。新年早々の初笑いをぜひ神戸映画資料館で!
「チャップリンの移民」THE IMMIGRANT
(アメリカ/1917/16mm)
監督・脚本・出演:チャールズ・チャップリン
「チャップリンの消防士」THE FIREMAN
(アメリカ/1916/16mm)
監督・脚本・出演:チャールズ・チャップリン
「豪勇ロイド」GRANDMA’S BOY
(アメリカ/1922/16mm)
監督:フレッド・ニューメイヤー
出演:ハロルド・ロイド
「キートンの蒸気船」STEAMBOAT BILL JR.
(アメリカ/1928/69分/16mm)日本語字幕無し
監督:チャールズ・F・ライズナー
出演:バスター・キートン


2008年1月12日(土)〜14日(月・祝)
1970年前後に、カリスマ的な写真表現の旗手として脚光を浴びた中平卓馬の現在を追うドキュメンタリー映画。待望の関西再上映が決定!
「カメラになった男 写真家 中平卓馬」
(2003/91分/DV)
監督:小原真史


2008年1月18日(金)〜20日(日)
阪神大震災から13年の月日が流れた。神戸のまちには、新しい建物が並び、震災前とは、すっかり様変わりした地域もある。そのまちに暮らす人々も、 かつての町並みを記憶しているつもりでありながら、実際には、その場所の以前の姿を思い描けないことも多いかもしれない。
今回上映する大森一樹監督の『暗くなるまで待てない!』は、1975年に制作され、当時の神戸のまちを背景に、青春のほろ苦さを映し出す。
「暗くなるまで待てない!」
(2007年リニューアル版/DVD上映)
 監督:大森一樹


2008年1月26日(土)・27日(日)
「青年の海 四人の通信教育生たち」
(1966/56分/16mm)
 監督:小川紳介
「圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録」
(1967/105分/16mm)
 監督:小川紳介


2008年2月
会員は優先的に、上映日の一週間前より入場整理券の電話予約が可能です。
2月1日(金)
「大勝利」SOLDATENSENDER CALAIS

(西ドイツ/1955/110分/16mm)
監督:パウル・マイ

2月8日(金)
「鬼刑事」DER GREIFER

(西ドイツ/1958/130分/16mm)
監督:オイゲン・コルク

2月15日(金)
「野生のエルザ」BORN FREE

(イギリス/1965/94分/16mm)
監督:ジェームズ・ヒル、トム・マッゴーワン

2月22日(金)
「野生のポリー」AN ELEPHANT CALLED SLOWLY

(イギリス/1970/90分/16mm)
監督:ジェームズ・ヒル

2月29日(金)
「道」LA STRADA

(イタリア/1954/115分/16mm)
監督:フェデリコ・フェリーニ


2008年2月2日(土)・3日(日)
1939年設立の華中鉄道(中支那鉄道)へは狭軌から標準軌に改良された9600型251両をはじめ多くの蒸気機関車が日本から送られ活躍した。日中戦争時の貴重な鉄道敷設の記録映画を中心に、蒸気機関車が活躍する文化映画や短編映画を一挙上映。
「風雪との斗い」
(1950/20分/16mm)
監督:中川順夫
「鉄路に生きる」
(1951/約20分/16mm)
監督:関川秀雄
「白旗ぢいさん」
(1952/16分/16mm)
監督:樋口源一郎
「蒸気機関車」
(1969/34分/16mm)
監督:清本隆男
「汽車の発達」
(1932/約10分/16mm/サイレント)
指導:全日本活映教育研究会
「中支那鉄道 建設の記録」
(1939頃/52分/35mm)
製作:鉄道省
「パシフィック2-3-1」
(フランス/1949/10分/16mm)
監督:ジャン・ミトリ
《関連記事リンク》
鉄道ホビダス


戦前と現代のアイドル映画
2008年2月9日(土)~11日(月・祝)
山路ふみ子、深水藤子の初々しさが懐かしい『母の微笑』、原節子がまだ少女役で可愛らしい『魂を投げろ』と新発掘の映画に加え、戦前と戦後のアイドル対決。併映作品は当日のお楽しみ。
「母」
(1929/60分/無声/16mm)
監督:野村芳亭
【併映・参考上映】1975年製作の悲恋メロドラマ。
「母の微笑」
(1934/70分/無声/16mm)
監督:渡辺邦男
【併映・参考上映】1980年製作の青春映画の傑作。
「魂を投げろ」
(1935/約30分・欠落有り/無声版/16mm)
監督:田口哲
【併映・参考上映】主演アイドル・監督ともにスクリーンデビューした1981年の作品。


2008年2月16日(土)・17日(日)
高村将嗣(元・高村正次)が1950年に設立した宝プロダクションは、加藤泰監督が『剣難女難』でデビューし、『ひよどり草紙』を撮影した由緒ある独立プロ。『地雷火組』では加藤泰が助監督を務めた。
「十六文からす堂 千人悲願」
(1951/約60分・欠落あり/16mm)
監督:萩原章
 
 
 
「地雷火組」
(1953/81分/16mm)
監督:並木鏡太郎


小川紳介監督全作品上映その3
2008年2月23日(土)・24日(日)
ドキュメンタリー映画作家として世界的に著名な小川紳介監督の全作品を順次上映するこのシリーズ。2月・3月は初期作品を年代順に観ていただきます。
「小さな幻影」
(1957/18分/16mm)
製作:國學院大学映画研究会
 
 
 
「山に生きる子ら」
(1958年/24分/16mm)
製作:國學院大学映画研究会
 
 
 
「現認報告書 羽田闘争の記録」
(1967/58分/16mm)
監督:小川紳介


朝鮮と日本 三・一独立運動
2008年3月1日(土)・2日(日)
三・一独立運動とは日本統治下の朝鮮で1919年3月1日から起こった独立運動。この記念日に合わせ、民族の怒りと喜びを描いた映画を特別上映。
「解放ニュース」
(朝鮮/1946/計30分/35mm)
 
 
 
 
「アリラン」
(韓国/1968/102分/16mm)
監督:兪賢穆(ユ・ヒョンモク)
主演:朴魯植、鴻世美、南宮遠、尹一峯
朝鮮の津々浦々で上映され、感動の涙とともにアリランの歌が全国に広まったと言われる伝説の無声映画「アリラン」(1926/羅雲奎[ナ・ウンギュ]監督)。数多いリメイク版の中でも原作精神に最も忠実とされるのが兪賢穆監督による1968年度版。
「自由万歳」
(韓国/1946/51分)
監督:チェ・インギュ


2008年3月
会員は優先的に、上映日の一週間前より入場整理券の電話予約が可能です。
3月7日(金)
「旅情」SUMMERTIME

(イギリス/1955/100分/16mm)
監督:デヴィッド・リーン
3月14日(金)
「戒厳令」ETAT DE SIEGE

(フランス・イタリア/1973/16mm/121分)
監督:コンスタンタン・コスタ=ガヴラス


神戸の青春映画 白羽弥仁監督 新作『能登の花ヨメ』完成記念
2008年3月8日(土)・9日(日)
芦屋生まれの白羽弥仁(しらは・みつひと)監督は阪急沿線を愛し、神戸を舞台にした青春映画で知られる。最新作『能登の花ヨメ』の完成を記念し、旧作2本を再上映。いずれも神戸でロケされた映画として見落とせない。
「セピア・タウン」
(1984/90分/16mm)
監督・脚本:白羽弥仁
 
 
 
「シーズ・レイン」
(1993/95分/35mm)
監督:白羽弥仁


小川紳介監督全作品上映その4
2008年3月15日(土)・16日(日)
ドキュメンタリー映画作家として世界的に著名な小川紳介監督の全作品を順次上映するこのシリーズ。2月・3月は初期作品を年代順に観ていただきます。
「日本解放戦線 三里塚の夏」
(1968/108分/16mm)
監督:小川紳介

「日本解放戦線 三里塚」
(1970/141分/16mm)
監督:小川紳介


神戸映画資料館開館一周年記念 アンコール・セレクション
2008年3月20日(木・祝)~23日(日)3月28日(金)~30日(日)
昨年3月25日にオープンした神戸映画資料館。一周年を記念し、選りすぐりの傑作を再上映します。
「極北のナヌーク」
(アメリカ/1922/58分/サウンド版/16mm)
監督・撮影:ロバート・フラハティ

「カメラを持った男」
(ソ連/1929/80分/サイレント/16mm)
監督・脚本:ジガ・ヴェルトフ

「忘れられた人々」
(メキシコ/1950/77分/16mm)
監督:ルイス・ブニュエル

「折鶴お千」
(1935/91分/35mm)
監督:溝口健二

「春秋一刀流」
(1939/75分/16mm)
監督・脚本:丸根賛太郎

「蜂の巣の子供たち」
(1948/86分/16mm)
監督・脚本:清水宏
《関連記事リンク》
産経新聞


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。