プログラムPROGRAM

2008年7月26日(土)・27日(日)
チベットへの旅
「チベット問題」とは何か。そして今、チベットで何が起こっているのか。ダライ・ラマの求める“高度な自治”が「チベット問題」の解決策なのか。ドキュメンタリーを観ることで考えてみたい。
「ダライ・ラマの般若心経」
(2005/70分/DVD)
監督・撮影:菊地和男
製作・インタビュー:大谷幸三
音楽:Pray for Rain
短い経文の中に仏教の深遠な智慧を凝縮させた「般若心経」。この仏教最高の教典をチベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ法王14世が語り尽くす。インドに暮らす亡命チベット人の仏教的生活も織り込んだドキュメンタリー。
「チベット難民 世代を超えた闘い」
(2002/108分/DVD)
撮影・構成・編集:田中邦彦
製作:テンシステム
ダライ・ラマ14世が中国軍の侵攻により祖国チベットを離れて40年以上。 しかし、チベット解放の闘いは次世代に受け継がれ、亡命政府のあるインド、ダラムサーラに暮らす難民もすでに3世代目である。「チベット難民ドキュメンタリープロジェクト」第一弾として製作されたこの作品は、一般の難民の姿をとらえることで、「チベット問題」や「チベット難民(人)」に対する固定観念に抗う。
「ダライ・ラマ 21世紀への提言」
(2002/105分/DV)
撮影・構成・編集:田中邦彦
製作:テンシステム
非暴力により祖国チベットの解放を願い続けるダライ・ラマ14世の2000年訪日の全記録。ダライ・ラマの言動は世界中の多くの人々の共感を呼び、1989年にノーベル平和賞を受賞した。彼が常に人々に訴え続けていること、それは、他者への“共感”と“慈悲”である。
「Tibet Tibet」
(2005/95分/DVD)
監督・撮影:金森太郎こと金昇龍
編集・構成:梶愛
音楽:大久保智之

1997年、旅の地インドで亡命チベット人の存在を知り、在日韓国人と同様、自ら望まない「移民」であることに衝撃を受ける金監督。翌年チベットを訪れた彼は民族の危機を目の当たりにする。
[料金]   2本目は200円引き
会員900円 学生会員・シニア会員700円 一般(非 会 員)1100円
《関連記事リンク》
Cinema Nipponia 「チベットを知ろう 2008 What’s Happening in Tibet」

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