プログラムPROGRAM

パレスチナとイスラエル
ドキュメンタリー「ルート181」

2009年4月25日(土)・26日(日)
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「ルート181」Route 181 –Fragment of a Journey in Palestine-Israel 
(ベルギー、フランス、イギリス、ドイツ/2003/270分/DVcam)日本語・英語字幕付き
監督・脚本・編集:ミシェル・クレフィ、エイアル・シヴァン
撮影:フィリップ・ベライシュ 録音:リシャール・ヴェルト、サリ・エズス
パレスチナ人クレイフィとイスラエル人シヴァンの両監督は、1947年に国連決議181条で採択されたパレスチナ分割案の境界線を「ルート181」と名づけ、それに沿って故郷を共に旅する。二人は、道中に出会うユダヤ人やアラブ人の言葉に耳を傾け、ルート181に凝集された様々な人々の過去や現在を丹念にカメラに収めていく。
監督は語る、「近東の“現実”における悲劇的な状況は、人間によって作りだされたイデオロギー的で病理的な構造だ。作りだした同じ人間によって、それは解体することができる。このプロジェクトで私たちが求めるものは体験の共有である。現実に対して、そして現実に応じて行動するために、私たちは幻想化や神秘化をせず、あるがままに受け入れる準備がある。」と。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2005最優秀賞。神戸初上映。
 

《料金》
一般:1500円 学生・シニア:1200円
会員一般:1200円 会員学生・シニア:1000円

後援:山形国際ドキュメンタリー映画祭

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※内容は予告無く変更する場合があります。

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