プログラムPROGRAM

新作ドキュメンタリー「BASURA バスーラ」+2作品
5月7日(金)〜11日(火)
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「BASURA バスーラ」
(2009/102分/HD[ブルーレイ上映])
製作・配給:オフィスフォープロダクション
共同製作:映画5000人製作委員会 共同配給:浦安ドキュメンタリーオフィス
監督・編集:四ノ宮 浩
製作プロデューサー:森崎偏陸/長島洋
配給プロデューサー:金子学
撮影:大廣康夫、瓜生敏彦
整音:久保田幸雄
エンディングテーマ曲:坂本龍一「hwit」
音楽協力:Wong Wing Tsan
推奨・認定:文部科学省選定(青年向け、成人向け、家庭向け)
      東京都推奨映画
[公式サイト]
どうしたら貧困と飢餓と戦争はなくなるのか
20年前、世界の貧困の象徴とされたゴミ捨て場の街「スモーキーマウンテン」で暮らしていた子供たち。彼らの足跡をたどることで見えてきたゴミをめぐる根深い問題と、過酷な現実。
 
『忘れられた子供たち スカベンジャー』、『神の子たち』監督・四ノ宮浩
待望の最新作

「世界という現実を自らの目で見てみよう」と決意して世界を放浪した四ノ宮浩が最後にたどりついたのは、自らの作品の原点フィリピン・マニラだった。売春を行い薬物にまみれた生活を送る子供、ゴミ拾いを仕事として暮らす人々……。以前と変わらぬ貧しい人々の光景に愕然とした四ノ宮浩は、処女作『忘れられた子供たち スカベンジャー』を通して出会った登場人物たちをひとりひとり訪ねる旅に出た。
 
 
 
[旧作上映]5月7日(金)〜9日(日)のみ
  
「忘れられた子供たち スカベンジャー」
(1995/100分/16mm)
製作:オフィスフォー
監督・編集:四ノ宮 浩
撮影:瓜生敏彦、ジュン・マニュエル 
整音:久保田幸雄、菊池信之
音楽協力:叫ぶ詩人の会
 
1995年マンハイム国際映画祭ベストドキュメンタリー賞受賞
1996年地球環境映像祭社会環境映像賞受賞 ほか
 
マニラ市の北に位置し、東洋最大のスラムと称されるゴミ捨て場の街「スモーキーマウンテン」。ゴミの自然発火により年中煙がくすぶるここには、再生可能なゴミを拾って転売する「スカベンジャー」と呼ばれる人々がおよそ2万1000人が暮らしていた。強烈な臭いとハエがたかるゴミの山で「家族のため」という言葉を気負いなくさらりと口にし、あたりまえのように支えあって幼いうちから働くゴミ捨て場の子供たち。
 
 
「神の子たち」
(2001/105分/35mm)
製作:オフィスフォープロダクション、日本ユネスコ協会連盟
監督:四ノ宮 浩
撮影:瓜生敏彦 
整音:久保田幸雄 
音楽:加藤登紀子
 
2002年シネマアンビエンテ国際環境映画祭グランプリ受賞
2002年ベルリン国際映画祭正式招待作品 ほか
 
1995年に「スモーキーマウンテン」がフィリピン政府により封鎖され、強制退去を命じられたゴミ拾いを仕事とする人々の多くは第二のスモーキーマウンテンと呼ばれる「パヤタスゴミ捨て場」へ移り住んだ。しかし2000年7月に起こった崩落事故により1000人に及ぶ住民が犠牲となり、政府はゴミ捨て場の封鎖を決定。本編はゴミ捨て場が再開されるまでの4ヶ月を、12歳のニーニャ一家、妊娠中のノーラ一家、水頭症に苦しむアレックス一家を中心に追う。
 

《料金》入れ替え制1本あたり
一般:1500円 学生・シニア:1200円
会員一般:1200円 会員学生・シニア:1000円

《割引》2本目は200円引き
高校生以下は無料

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※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。