プログラムPROGRAM

青山真治監督最新短篇『だうん』関西初上映
+特別対談 青山真治 × 丹生谷貴志

2010年9月11日(土)
 
16:00 上映『だうん』その他1本
17:00 対談 青山真治 × 丹生谷貴志(終了予定18:30)
  
上映作品
「だうん」(2010/3分20秒)
監督:青山真治 撮影:今井孝博
今年6月、ショートショートフィルムフェスティバルのミュージックショート部門で特別上映された最新作。
【青山監督のことば】構想半月、来日中だったアルノー・デプレシャン監督の宿泊先にお邪魔して撮影したのを皮切りに四日の撮影、三日の編集+小直しで完成した。ここへ来て私も「楽に弾く」というハリー細野氏のニューオリンズ体験に近づこうとする意志が、というかそれはそもそもミーターズのポーターさんも言ってたんだが、ともあれそっちへ傾いてきたのだった。そのひとつの成果。
 

青山真治
1964年、北九州市生まれ。立教大学時代に映画研究会に所属。大学卒業後、助監督を経て、95年オリジナルビデオ『教科書にないッ!』を初監督。96年『Helpless』で劇場映画デビュー。2000年、カンヌ国際映画祭に出品した『EUREKA』が国際批評家連盟賞とエキュメニック賞を受賞。その後の主な作品に、『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(2005)、『サッド ヴァケイション』(2007)、フランスで制作した中篇「Le Petit Chaperon Rouge」(2008)などがある。
小説家としても活躍し、自作のノベライズ小説「EUREKA」で三島由紀夫賞を受賞。最新映画批評集として「シネマ21」(2010)がある。
 
丹生谷貴志
思想、映画、文学と幅広い分野で批評活動を行う。神戸市外国語大学教授。著書に「死体は窓から投げ捨てよ」(96)、「ドゥルーズ・映画・フーコー」 (96)、「家事と城砦」(2001)、「三島由紀夫とフーコー“不在”の思考」(2004)などがあり、2009年5月号の雑誌「ユリイカ 特集クリント・イーストウッド」には論考「クリント・イーストウッドを巡る二、三の覚書」を寄稿している。

 

《料金》

会員1800円 学生会員・シニア会員1500円
*非会員は、当日1日会員(100円)制度をご利用いただけます(予約は不可)。
*招待券の使用不可
*会員のみご予約受付中

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※内容は予告無く変更する場合があります。

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