プログラムPROGRAM
2014 8

伊福部昭 生誕100年記念
伊丹映画祭 記録映像 特別上映

2014年8月9日(土)・10日(日)
ゴジラ音楽で有名な作曲家・伊福部昭(1914−2006)の生誕100年を記念して今年は記念コンサートや出版などが相次いでいる。かつて兵庫県・伊丹は伊丹グリーン劇場を中心に特撮ファンのメッカだった一時期があり、1987年から始まった伊丹映画祭でも盛んに特撮映画が上映され映画音楽コンサートも開かれた。今回は、第1回と第7回の伊丹映画祭で行われた伊福部昭関連の記録映像をまとめて上映する。

「ゴジラ生誕40周年記念 映画音楽コンサート」(97分)
1993年の第7回伊丹映画祭で開かれたゴジラ生誕40周年記念コンサートを記録したもの。この日は伊福部昭の音楽を佐藤勝が指揮するという前代未聞の夢のような音楽会の実現であり、全国から多くのファンが詰めかけた。今回は画質音質の良い原版による初めての上映である。
■プログラム
交響ファンタジー1番エミーのテーマ(「ゴジラ対キングギドラ」より)
交響ファンタジー2番バトラのテーマ(「ゴジラ対モスラ」より)
交響ファンタジー3番メカゴジラのテーマ(「ゴジラ対メカゴジラ」より)
Gフォースマーチ(「ゴジラ対メカゴジラ」より)
宇宙大戦争マーチ(「宇宙大戦争」より)
作曲:伊福部昭 指揮:佐藤勝 司会:伊藤幸純 演奏:大阪シンフォニカー
主催:伊丹映画祭映画音楽コンサート実行委員会
1993年11月23日 伊丹市立文化会館にて収録

「ゲネプロ(総稽古)の様子」(23分)
ゴジラ生誕40周年記念コンサートのゲネプロ(総稽古)の様子を記録したもの。

「伊福部昭 映画音楽を語る」(78分)
1987年の第1回伊丹映画祭にゲストとして招かれた伊福部昭の発言をまとめたもの。伊丹市立文化会館ホールでのコンサート(SF交響ファンタジー第1番 演奏:大阪シンフォニカー 指揮:金洪才)での発言に加え、その前夜に伊丹グリーン劇場で開かれたファンの集いでの発言を完全収録。

《料金》一日通し

一般 予約:2800円 当日:3000円
会員 予約:2500円 当日:2800円
 
*7月1日よりご予約受付開始(開催日前日の18時締め切り)
info@kobe-eiga.net 宛に、お名前、連絡先(電話)、参加希望日を書いてお送りください。
追って予約受付確認のメールを差し上げます。

協力:伊福部家


「文学映画化の諸相 チェザレ・パヴェーゼの場合」関連上映
ストローブ=ユイレとレナーテ・ザミ
2014年8月16日(土)・17日(日)

kumokara01「雲から抵抗へ」
Dalla nube alla resistenza
(1978/105分/35mm)
監督:ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ
撮影:サヴェーリオ・ディアマンティ
イタリアの作家チェザレ・パヴェーゼ(1908-1950)の未完の神話的対話篇集「レウコとの対話」の6篇「雲」「キマイラ」「盲人たち」「狼人間」「客」「火」を映画化した第一部と、パヴェーゼ最後の長編小説「月と篝火」を圧縮再構成した第二部からなる。
 
Pavese01「チェザレ・パヴェーゼ
トリノ‐サント・ステファノ・ベルボ」

Cesare Pavese Turin – Santo Stefano Belbo
(1985/64分/デジタル[ブルーレイ上映])
監督:レナーテ・ザミ、ペトラ・ゼーガー
チェザレ・パヴェーゼの生地サント・ステファノ・ベルボと、彼が自ら命を絶ったトリノの街をカメラは訪れる。彼の最後の2つの小説『孤独な女たちと』と『月と篝火』のテクストやパヴェーゼの手紙・日記・写真を頼りに、この作家の生と創作を辿る。また彼と親交のあった人物達が生前のエピソードを物語る。

 

レナーテ・ザミ Renate Sami
1935年、ベルリン生まれ。1975年にドイツ赤軍派に属した映画作家ホルガー・マインスの獄中死を契機に、監督第一作『いずれ誰もが死ぬ、ただ問題はいかに死ぬか、そしていかに生きたかだ』(1975)を撮り上げる。それまでは映画製作とは無縁だった。
『チェザレ・パヴェーゼ トリノ—サント・ステファノ・ベルボ』(1985)では、作家パヴェーゼの小説を基にこの作家ゆかりの地を訪れる。また彼女が18歳で初めて訪れたエジプトを題材に『ピラミッドと共に』(1990)を制作。その他の作品に、『ブロードウェイ 95年5月』(1996)、スーパー8で撮りためられた映像にパヴェーゼの詩や音楽を重ねた『映画日記1975‐85』(2005)、『リアーネ・ビルンベルクの工房と彼女の父ダーヴィット・バルフ・ビルンベルクの物語』(2007)など。最新作は自宅の窓の外の壁から時間の流れを捉えた『一年』(2011)。

作品解説:渋谷哲也
協力:レナーテ・ザミ、アテネ・フランセ文化センター、神戸ファッション美術館

[関連企画] 8月16日(土)文学映画化の諸相 チェザレ・パヴェーゼの場合
講師:渋谷哲也(ドイツ映画研究)

《料金》入れ替え制1本あたり
一般1200円 学生・シニア1000円
会員1000円 学生会員・シニア会員900円

《割引》
当日に限り2本目は200円引き

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※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。