プログラムPROGRAM

「劇場版 神戸在住」
2015年1月31日(土)〜2月15日(日)11:00[水・木 休館]

ミニトーク 11:00の回上映終了後
1月31日(土) 白羽弥仁(監督)
2月1日(日) 安田真奈(脚本)・大西昭彦(企画プロデュース)
2月7日(土) 白羽弥仁(監督)

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「劇場版 神戸在住」
(2014/97分/HD[ブルーレイ上映])
監督:白羽弥仁 原作:木村紺「神戸在住」(講談社刊)
脚本:安田真奈 撮影:豊浦律子 照明:鈴村真琴
美術:嶋田良一 編集:渋谷陽一 音楽:妹尾武
製作:サンテレビジョン
配給・制作:アイエス・フィールド

出演:藤本泉、菅原永二、浦浜アリサ、松永渚、柳田小百合、松尾貴史、田中美里、仁科貴、愛華みれ、竹下景子

美しい神戸の風景… 海風のような心地よさと、新緑のような鮮やかさ!

震災を街の記憶としてどこかに感じつつ、
いまを生きる彼女たちを描く。

神戸の大学に通う東京出身の辰木桂。ナイーブかつ関西気質の違和感も手伝ってなかなか心を開くことができない彼女はある日、車椅子のイラストレーター、日和洋次と出会うことで心境に変化が生じる。しかし、桂は日和が命の砂時計を刻んでいることを知ってしまい…。

兵庫県・大阪府を放送対象地域とするサンテレビジョンは2014年に開局45周年を迎え、その記念事業として、また2015年1月17日が阪神・淡路大震災から20年目を迎えるにあたり、同局が制作したのがこの『神戸在住』です。
テレビ放送版となる『神戸在住』は主人公の辰木桂の視線から神戸を捉えるように描かれ、その20年目にあたる2015年1月17日に同局でオンエア。更に、桂と友人たち3人を加えた4人の視線で神戸を捉えるように描かれた『劇場版 神戸在住』が同じく2015年1月17日に劇場公開。劇場公開とCS放送やBS放送などが連動される試みは今までも何度もありましたが、『神戸在住』は劇場公開と地上波が同日に展開されるという日本のメディア史上初の試みというビッグプロジェクトなのです。再生のメッセージも込め、“震災の記憶”と“いまを生きる”というメッセージを現代から未来へと神戸から全国に伝えます。

kobezaiju01撮影は、三宮、元町、旧居留地、南京町、メリケンパークなどの名所を中心にオール神戸、阪神間でロケが行われ、神戸に深く関わる人々の姿を、街の景観や匂いと共に映像に収めました。神戸の大学に通う19歳の女子大生たちが20年前に起きた震災の記憶を街の中のどこかに感じつつ、この街で“いま”を生きる彼女たちの青春が描かれています。

原作は講談社の「月刊アフタヌーン」で1998年から2006年まで連載され、日本漫画家協会賞新人賞を受賞した木村紺の『神戸在住』。監督は『She’s Rain』で同じく神戸の街を舞台に高校生の淡い青春の刻を描いた白羽弥仁。主演の辰木桂役には、『神様のカルテ2』、『小川町セレナーデ』での演技が好評だった藤本泉。桂が真に心の扉を開く日和洋次役には小演劇の世界を中心に活躍している菅原永二。桂の友人・泉海洋子役には「神戸コレクション」でも活躍する人気モデル浦浜アリサ。生きる事の辛さと喜びを伝える武内真弓役に1999年から2012年まで震災をテーマとした詩の朗読コンサートに参加するなど神戸にゆかりの深い竹下景子。その他、個性溢れる豪華キャスト陣が脇を固め作品を盛り上げます。

 

[公式サイト]

《料金》
一般:1500円 学生:1300円 シニア:1100円 高校生以下:1000円
会員一般:1300円 会員学生・シニア:1000円

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。