プログラムPROGRAM

木村卓司監督最新作『庭』
+映画美学校フィクションコース ミニコラボ

7月11日(土)・12日(日)

niwa01前作『時』から三年、21世紀の異端映画作家・木村卓司最新作『庭』がついに完成。
その初公開にあわせて、映画美学校より提供いただいた「フィクション・コース第18期ミニコラボ実習制作」の4作品を同時上映。ミニコラボ実習とは、プロの映画監督である講師が監督を担当、受講生はスタッフとして監督の演出風景を間近で見ながら映画を作るという実習。1日の撮影で10分程度の短編を作るという制約の中で生まれたこれらの作品は、映画の核がむき出しになった面白さ。
そして、京都造形芸術大学卒業制作作品で、新たに再編集した斗内秀和の『シネパトス』も上映。

 

「庭」(2015/サイレント/18分/DVD)
監督:木村卓司
制作期間は2014年1月から今年の3月までの15ヶ月。木村が暮らす自宅のごく普通の庭に、森羅万象、大自然を描き出す野心作。

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映画美学校フィクション・コース第18期ミニコラボ実習制作作品(2014年制作)
「恋のいちじく」(11分)監督:西山洋市
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愛するがあまり人を恨み、愛するがあまり人を殺す。様々な愛が入り混じり、仮想と現実の垣根を越えていく。

「くびすじに卍」(14分)監督:市沢真吾
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父親は殺された、くびすじに卍のあざのある女に。

「新しい人」(16分)監督:大工原正樹
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あるオーディション会場。現れた女は奇妙な発言を繰り返す。

「4:45 2nd chance」(24分)監督:三宅唱
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4:44から4:45の1分間、幽霊は人間に戻ることができる。

 

cinepathos01「シネパトス」
(2015再編集版/21分/HD[ブルーレイ上映])
監督:斗内秀和 撮影:竹田岳
出演:関谷和希、大西礼芳、中川春樹、松野泉
京都造形芸術大学2012年度映画学科卒業制作作品で、今回、新たに再編集した新バージョンでの上映。恋人同士である2人の男女。女が突然姿を消し、男は彼女を追いかける。2人は再会、彼女はそこで映画を作っていた。そして、男は次第に彼女の映画撮影に巻き込まれていく。
→コメント

 

協力:映画美学校

《料金》入れ替え無し(通し券)
一般1400円 会員1200円 学生500円
*招待券のご利用不可

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。