プログラムPROGRAM

神戸映画資料館開館10周年記念
映画の発掘とフィルムアーカイブの未来
2017年5月27日(土)

2007年3月に開館した神戸映画資料館は今年10周年を迎えました。この記念イベントでは、当館の今後を考えるだけでなく、「フィルムアーカイブ」とは何か、「フィルムアーカイブ」は未来に向けてどんな可能性を開くかということを識者のみなさんとともに考えたいと思います。

13:30〜14:15 講演「日本のフィルムアーカイブ活動史」
石原香絵(NPO法人映画保存協会 代表)

 

14:30〜16:02 染色復元版初上映『特急三百哩』
『特急三百哩』 生伴奏:柳下美恵
(1928 / 92分[16fps]/ サイレント / 35mm)日活京都(大将軍)
監督:三枝源次郎 原作・脚本:木村千疋男 撮影:気賀靖吾
出演:島耕二、山本嘉一、瀧花久子、三桝豊、三田實、吉井康

tokkyuu02 tokkyu01

神戸映画資料館の母体であるプラネット映画資料図書館が保有していたフィルムを、映画保存協会の前身である映画保存研究会スティッキーフィルムズが調査し発掘、京都映画祭での復元上映が大阪芸術大学の太田米男氏の企画により実現したのは2004年のことでした。このたび、元のフィルムにあった染色シーンを復元した新バージョンを初上映いたします。

 

16:20〜(終了予定18:00)シンポジウム「映画の発掘とフィルムアーカイブの未来」
石原香絵(NPO法人映画保存協会 代表)
太田米男(おもちゃ映画ミュージアム館長)
大傍正規(東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員)
山根貞男(映画評論家)
安井喜雄(神戸映画資料館館長)
司会:田中範子(神戸映画資料館支配人)

 

《参加費》 入替無し
一般:2000円 会員:1500円
*ご予約
info@kobe-eiga.net まで、参加者様のお名前・ご連絡先(メールアドレスまたはお電話番号)をお知らせください。
(5月23日追記)定員に達しましたが、第3部のシンポジウムでは若干の増席が可能ですので、シンポジウムからのご参加のみ引き続きご予約を受付ます。

18:00〜(終了予定19:00)懇親会 会場:神戸映画資料館カフェスペース
どなたもお気軽にご参加ください。
参加費:500円(1ドリンク付き)

主催:神戸映画資料館
共催:一般社団法人神戸映画保存ネットワーク、神戸映画資料館を支える会

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。