プログラムPROGRAM
2017 6

くにづか月イチ上映会
2017年6月11日(日) 13:30〜

 

《料金》 無料

主催:くにづかリボーンプロジェクト、アスタくにづか神戸市保留床テナント会


1920年代フランス前衛映画
2017年6月17日(土)・18日(日)

表現主義、未来派、キュビスム、ダダイスム、シュルレアリスムなどの影響のもと、1920年代に生まれた前衛映画を特集する。

ピアノ演奏付き上映
6月17日(土) 演奏:鳥飼りょう

「バレエ・メカニック」

Aプログラム
「理性に帰る」Le Retour à la Raison
(1923/3分[18コマ]/サイレント/16mm)
監督:マン・レイ
 
「バレエ・メカニック」Ballet Mécanique
(1924/14分[16コマ]/サイレント/16mm)
監督:フェルナン・レジェ

「幕間」Entr’acte
(1924/21分[16コマ]/サイレント/16mm)
監督:ルネ・クレール
 
「メニルモンタン」Menilmontant
(1925/38分 26分[16コマ]/サイレント/16mm)
監督:ディミトリ・キルサノフ

 

「アンダルシアの犬」

Bプログラム
「アンダルシアの犬」Un Chien Andalou
(1928/24分/サウンド版/16mm)
監督:ルイス・ブニュエル
脚本:ルイス・ブニュエル、サルバドール・ダリ
 
「アネミック・シネマ」Anémic Cinéma
(1926/8分[16コマ]/サイレント/16mm)
監督:マルセル・デュシャン
 
「エマク・バキア」Emak Bakia
(1926/20分[16コマ]/サイレント/16mm)
監督:マン・レイ

「チャールストン」Sur un Air de Charleston
(1926/25分[16コマ]/サイレント/16mm)
監督:ジャン・ルノワール

 

《料金》入れ替え制
演奏付き上映 17日(土)  一般1400円 学生1200円 会員1200円 
サイレント上映 18日(日)一般1000円 学生800円 会員800円
《割引》当日2プログラム目は200円引き


ドキュメンタリー映画
『あるアトリエの100年』
2017年6月16日(金)〜20日(火)

現在のアトリエ内部

女子洋画研究所の生徒たち(16ミリフィルムより)

「あるアトリエの100年」
(2016/110分/HD[ブルーレイ上映])
企画:辻澄子、藤原智子 脚本:千原卓司、山崎欽毅
演出:山崎欽毅、千原礼子
撮影:松田重箕 撮影協力:人見健一、楡金厚行
語り:小原雅一 音楽:松島美毅子
制作:千原卓司
製作:イメージブレーン

2016年キネマ旬報 文化映画ベストテン 第2位

 

 

100年前のアトリエから発見された16ミリフィルム
そこには、日本近代美術史の一頁が刻まれていた

現在のアトリエ外観

東京都渋谷区恵比寿の住宅街に、建てられて100年以上のアトリエが残っています。
1908年に建てられたこのアトリエは、洋画家 岡田三郎助、その妻岡田八千代(小説家・劇作家。小山内薰の妹)、洋画家 辻永(ひさし)が住み嗣いできた歴史あるアトリエです。
最近、このアトリエの調査で、16ミリフィルムが発見され、それをデジタル化してみると、岡田三郎助や辻永関連の貴重な映像が浮かび上がってきました。
岡田の文化勲章の受賞式、洋画界上げての祝賀会の様子、銅像の贈呈式などに加え、当時のアトリエに通っていた、女子洋画研究所の女学生たちがカラーフィルムで登場していました。いずれも昭和初期の映像です。
岡田三郎助をはじめ、岡田八千代、辻永、岩田藤七、有馬さとえ、森田元子、三岸節子、古沢岩美、いわさきちひろ・…明治、大正、昭和にかけて、このアトリエに関わり、一流の芸術家に育っていった人たちの足跡を、残された16 ミリフィルムの映像、アルバムの写真、関係者のインタビューや美術館などの取材を通して、明らかにしていきます。

→公式サイト

アトリエの主人たち
左から岡田八千代、岡田三郎助、辻永

《料金》
一般:1500円 大学・専門学校生:1200円 中高生:1000円 シニア:1100円
会員:1000円
*初日サービスDAY 一律1100円


連続講座:20世紀傑作映画 再(発)見
第2回 ジョン・フォードと西部劇の神話──『駅馬車』をめぐって

2017年6月24日(土)
講師:井上正昭(翻訳・映画研究)
 
このシリーズ講座では、映画史の節目を刻んできた傑作を毎回一本ずつ上映し、検証してゆく。時代の中から生まれながら、時代を超えて生き残る。古典とはそういうものだ。それは、つねに〈来るべき〉作品であり、映画館のような場所でそのつど〈発見〉される。このような観点から、作品を映画史の中にきっちりと位置づけ、それがいかにして生まれ、どのように受容され、それ以後の映画にどんな影響を与えたのかを検証する一方で、あたかも新作を見るように、その映画を純粋に味わい、どこにその〈映画的〉魅力があるのかを探ってゆく。
 
13:30〜 参考上映
「駅馬車」Stagecoach
(アメリカ/1939年/99分/16mm)
監督:ジョン・フォード
製作総指揮:ウォルター・ウェンジャー
原作:アーネスト・ヘイコックス
脚本:ダドリー・ニコルズ
撮影:バート・グレノン、レイ・ビンガー
出演:ジョン・ウェイン 、トーマス・ミッチェル、クレア・トレヴァー、ルイーズ・プラット、ジョン・キャラダイン

 
15:30〜(終了予定17:00) 講座
ジョン・フォードと西部劇の神話──『駅馬車』をめぐって
「古典的完成にまで達したスタイルの成熟を示す理想的な実例」という言葉でアンドレ・バザンが絶賛した、西部劇の代名詞とも言える名作『駅馬車』。完全に低迷していた西部劇を復活させると同時に、ほとんど無名だったジョン・ウェインを一躍スターへと変貌させた、このあらゆる意味で神話的な作品を、西部劇の歴史とジョン・フォードのフィルモグラフィーのなかに位置づけ直し、分析を加えてゆきながら、ウェルズやストローブ=ユイレなどの〈現代的〉作家たちからも絶対的な評価を得ているこの巨匠の魅力に迫る。
 

井上正昭
1964年生まれ。Planet Studyo + 1 で映画の自主上映にたずさわる。『映画監督に著作権はない』(フリッツ・ラング、ピーター・ボグダノヴィッチ/筑摩書房 リュミエール叢書)、『恐怖の詩学 ジョン・カーペンター』(ジル・ブーランジェ/フィルムアート社)などの訳書がある。
ブログ「明るい部屋:映画についての覚書」

 

《参加費》 1500円(参考上映付き)


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。