プログラムPROGRAM

大力拓哉&三浦崇志 監督作品
『ニコトコ島』『石と歌とペタ』
2018年1月12日(金)~16日(火)16:00〜

なかなか聞かれへんかったけど、僕ら、どこ向かってるん?

ゆるりゆるりと、無為の時間の中で存在論的な問いをし続ける圧倒的なオリジナリティー
知られざる奇才・[大力拓哉&三浦崇志]の代表作2本がいよいよ一般初公開!

 
2007年のデビュー作『タネ』からコンビを組み、以降旺盛に作品を発表し続けてきた大力拓哉と三浦崇志。
高い評価にもかかわらず国内では映画祭以外ほとんど上映されてこなかった彼らの作品がついに一般上映解禁。世界でも類を見ないオリジナリティを発揮し続けている大力拓哉&三浦崇志の作品は、引き延ばされた無為の時間に遊びながら、「生きる意味とは何か」「死とは何か」という根源的な問いを、いたって軽やかに問い続ける。

 

「ニコトコ島」
(日本/2008/47分/DV[ブルーレイ上映])
監督・脚本:大力拓哉、三浦崇志
音楽:松田圭輔、大力拓哉
出演:松田圭輔、大力拓哉、三浦崇志

イメージフォーラム・フェスティバル2009大賞
第62回ロカルノ国際映画祭(スイス) 招待上映
第47回ヒホン国際映画祭(スペイン) 招待上映

大力・松田・三浦の3人は船に乗る。
船に乗って、彼らは「どこか」へ向かう。
とある島に到着した3人は、どこへ向かうでもなく、
おしゃべりをしながら岩山や森を歩き続ける。
誰か一人が死んでも、彼らは歩き続ける。

しりあがり寿氏等が審査員を務めた「イメージフォーラム・フェスティバル2009」でグランプリに当たる大賞を受賞、第62回ロカルノ国際映画祭にも招待された、彼らの名を世に知らしめた作品。初期作品である『タネ』(2007)や、第4回シネアストオーガニゼーション大阪(CO2)助成作品として製作した『僕達は死んでしまった』(2008)から引き継がれたコントラストの強い硬質なモノクロ映像、計算されたフィックスのロングショット、哲学的な問いをし続けるゆるい大阪弁の対話で構成される、唯一無二の大力拓哉&三浦崇志ワールドの初期集大成である。

 

「石と歌とペタ」
(日本・フランス/2012/60分/DV[ブルーレイ上映])
監督・脚本:大力拓哉、三浦崇志
プロデューサー:岡本珠希(CaRTe bLaNChe)、Dairiki&Miura
音楽:松田圭輔、松永康平、ラシャード・ベッカー、大力拓哉
出演:松田圭輔、大力拓哉、三浦崇志、中尾広道

ローマ国際映画祭2012 招待上映

石と歌とペタの3人は、出会い、一緒に旅をする。
目的地があるから迷う、ということに気付いた3人は、
目的を「いろんなところへ行く」に変更する。
話したり、遊んだり、歌ったり、夢を見たりしながら、
3人の現実と非現実の狭間の旅は、終わることを知らない…

デビュー作からコントラストの強いモノクロの画面にこだわっていた大力・三浦が初めてカラー映像に挑戦した作品。アホな会話の中から本質的な問いを引き出す、独自の世界を展開する。鮮やかなカラーが印象的だが、物語を解体していくような「動き」による遊びも随所に見られ、「ムービー(動画)」の根源的な歓びに満ち溢れている。ローマ国際映画祭に招待され、「CINEMAXXI」コンペティション部門で上映された。

 

→公式サイト
→予告編
 
大力拓哉 三浦崇志
共に1980年大阪府出身。2人は小学校からの幼なじみ。
2007年に『タネ』がイメージフォーラム・フェスティバルにて入賞。第4回シネアストオーガニゼーション大阪(CO2)助成作品として、中編『僕達は死んでしまった』(2008)を製作。同年自主製作した中編『ニコトコ島』は、イメージフォーラム・フェスティバル2009にてグランプリにあたる大賞を受賞、第62回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門「Filmmakers of the Present」に選出される。
翌年制作した、『コロ石』(2010)が、パリのポンピドゥー・センター(国立美術文化センター)で上映。『石と歌とペタ』(2012)は、ローマ国際映画祭「CINEMAXXI コンペティション部門で上映された。その後も毎年新作を製作し、唯一無二の世界を常に更新し続けている。

 

《料金》 2本セット
一般:1700円 学生:1400円 シニア・高校生以下:1100円 会員:1100円
*初日サービスDAY 一律1100円

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。