プログラムPROGRAM
2018 8

あがた森魚 上映&ライヴ
「きゅぽらぱあぷるへいずこれくしょん in 神戸」

2018年8月3日(金)19:00〜


歌手あがた森魚は、昨2017年デビュー45周年を迎え、現在、あがた森魚の総決算となるドキュメンタリー映画『佐藤敬子先生を探して』を制作中。
あがた森魚の創作活動にも大きな影響を与えた、小樽での小学校時代の恩師佐藤敬子先生と、小樽の近代史を探す旅。
 
今回、神戸映画資料館では、制作中の映画に関連した作品「きゅぽらぱあぷるへいずこれくしょん」の上映と、あがた森魚のライヴを行う。

※上映作品は変更になる場合があります

あがた森魚の音楽45年史 ドキュメンタリー映画『佐藤敬子先生を探して』
あがた森魚公式サイト

あがた森魚(あがた・もりお)
1948年 北海道生まれ。1972年デビュー曲「赤色エレジー」の大ヒットで一躍時代の寵児に。
時代と共に尖端的なオリジナル音楽表現を続けている。代表曲に「星空サイクリング」(ヴァージンVS(1982)『うる星やつら』ED)「春の嵐の夜の手品師」(1985)「いとしの第六惑星」(1985)、タンゴを独自表現した「バンドネオンの豹」(1987)「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」(2001)など。2011年以降2010年代をモチーフに意欲的なオリジナルアルバムをほぼ毎年リリース、全国でライヴを展開。劇場公開作品3本を監督、俳優、執筆でも活躍中。

 

《料金》
予約:2300円 当日:2500円[上映&ライヴ]
*ご予約受付中
info@kobe-eiga.net 宛に、お名前、連絡先(電話)、参加希望日を書いてお送りください。
追って予約受付確認のメールを差し上げます。


続・新東宝ピンク映画 ラスト・フィルム・ショー in 神戸 vol.2
“A History of Pink~昭和から平成へ~”

2018年8月4日(土)・5日(日)

“A History of Pink~昭和から平成へ~”と題し、昭和40年代から平成にかけて製作された作品群、とくに今年のベルリン映画祭で特集が組まれた国映の朝倉大介プロデュース作品を軸にシリーズでお届けする。

今回はいまおかしんじ監督、林由美香主演の『たまもの』ほか、2000年代の秀作3本を上映。

8月4日(土) いまおかしんじ監督 来館 (予定)

 

「ピンサロ病院3 ノーパン診察室」(プリントタイトル『ノーパン風俗 しゃぶる!』)
(2001/62分/35mm)新東宝映画
監督:渡邊元嗣 脚本:中野貴雄
撮影:飯岡聖英 照明:東海林毅
出演:黒田詩織、西藤尚、工藤翔子、奈賀毬子、ジミー土田、十日市秀悦

風俗嬢モンローはフェラチオで病気やインポを治しコスプレピンサロで一躍人気者に。実は彼女は天使で大悪魔の六剣郎が彼女を狙っており…。渡邊元嗣監督の痛快娯楽作。脚本は近年「ウルトラマン」シリーズで活躍する中野貴雄。急逝したジミー土田が絡みありで出演した最後の新東宝作品。

 

「たまもの」(プリントタイトル『タマもの 突きまくられる熟女』)
(2004/64分/35mm)国映・新東宝映画
監督・脚本:いまおかしんじ 企画:朝倉大介
撮影:鈴木一博 編集:酒井正次
出演:林由美香、吉岡睦雄、華沢レモン、栗原良、伊藤清美

35才でプロボーラーを目指す愛子はひょんなことから郵便局員の良男と出会い恋におちる。孤独で傷ついた心をもつ女の愛と欲望を奇才いまおかしんじ監督がときにユーモアをまじえつつ痛切な哀感をこめて描き出した。2005年に世を去った女優林由美香のピンク映画における代表作。

 

「官能病棟 濡れた赤い唇」
(2006/62分/35mm)
国映・インターフィルム・新東宝映画
監督・脚本:橋口卓明 企画:朝倉大介
撮影:中尾正人 特殊メイク:織田尚
出演:麻田真夕、藍山みなみ、華沢レモン、風間今日子、葉月螢、酒井あずさ

女性編集者の洋子は口裂け女が出ると噂される廃墟の取材を始めるが…。伝染する口裂け女の呪いを追って展開するエロスと恐怖の連鎖。塚本晋也作品などで活躍する織田尚が特殊メイクを担当。ピンク映画であると同時に本格的ホラーでもあるという不可能を可能にした橋口卓明監督の力作。

 

協力:ぴんくりんく

《料金》入れ替え制1本あたり
一般1200円 学生1000円 会員900円
《割引》当日2本目は200円引き
《プレゼント》1日2作品以上のご鑑賞者に、ピンクリンク編集部による冊子「ピンク全新作 2002-2003」、またはピンク映画月刊誌「ZOOM-UP」80年3月号(再入荷)、または新東宝ピンク映画ポスターをプレゼント。いずれも無くなり次第終了。[提供:ぴんくりんく]


朝鮮の民俗芸能パンソリ
前田憲二監督・伊福部昭音楽の長編記録映画「土俗の乱声」
二本立て神戸公演
2018年8月8日(水)13:00〜17:00
会場:神戸芸術工科大学 吉武記念ホール
(神戸市営地下鉄「学園都市」から徒歩6分)


 

12:30 開場

 

13:00 パンソリとトーク
「沈清歌」と韓国民謡アリランほか
歌い手 金美貞 キムミジョン 尹孝珍 ユンヒョジン
鼓手 張仁善 チャンインソン

トーク 前田憲二(映画監督)

 

15:00 映画上映「土俗の乱声」(1991/127分/35mm)
日本映画ペンクラブ・優秀映画鑑賞会=推薦
プロデューサー:李義則、萱沼紀子 脚本・監督:前田憲二
撮影:森田晃、須藤恵司、須原秀晃、山岸恵史、島倉政男
音楽:伊福部昭
宣伝美術:杉浦康平、谷村影彦、深津真也
ナレーター:久米明
製作:(株)映像ハヌル

日本における中国朝鮮渡来文化のうねりを、伊福部昭の名曲とともに前田憲二監督が壮大なスケールで描くフィルム・ドキュメンタリー。

主に中国、朝鮮半島、日本の民衆が継承してきた祭事にスポットを当てる。映画の展開は「水稲耕作に伴う殺牛祭」と「星への信仰に伴う民間習俗」を二本の柱として構成。「殺牛祭」は中国南部の貴州省に位置する末開放地域にまで足をのばし苗(ミャオ)族を、「星への習俗」は中国北部の吉林省へ取材。さらにふたつの流れが伝承される祭事を韓国に求め、春、夏、秋と三度に渡る取材を敢行。当然のごとく、半島からの文化の流れは広く深く島国日本へと浸透。そこで日本でも幅広く各地の祭りや習俗を追っていく。

 

主催:神戸映画資料館+神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所+NPO法人ハヌルハウス
問合せ:078-754-8039(神戸映画資料館)

 

前売 2000円[神戸映画資料館で発売中]
* 郵便振込による購入も可能です。詳しくはメール(info@kobe-eiga.net)か電話でお問い合せください。
当日 一般:2500円 学生・障がい者:2000円 小学生以下:1000円


第25回 くにづか月イチ上映会
2018年8月18日(土) 13:30〜

「面の皮をはげ」(1947/フランス/90分)
監督:レイモン・ラミ
ジャン・ギャバン主演の暗黒街もの。
 

《料金》 無料
アスタくにづか3番館1階の「コミュニティハウス」で整理券を進呈

主催:くにづかリボーンプロジェクト、アスタくにづか神戸市保留床テナント会


[貸館]第2回 時報映画作品研究会
2018年8月19日(日)13時~17時

ネット上で一部層からの絶大な人気を誇る、幻のアニメ『星の子ポロン』『ガンとゴン』を生み出した映像会社、”時報映画社”が製作したとされる交通教育映画を徹底的に研究&討論。
好評を博した第1回に続き、満を持して第2回を開催!
参考上映あり

参加費:1500円

主催:かねひさ(時報映画作品研究)
お問い合せ:kanehisa877@gmail.com


[貸館]マインドフルネス入門映画「きんの魔法つかい~最強の将棋崩しガールの作り方」
2018年8月26日(日)

上映会+ミニ解説と映画の裏話
[1]11:00-12:20 [2]12:30-13:50 [3]14:00-15:20 [4]15:30-16:50

■物語
将棋崩し。もともとは遊びだったもの。それが世界中にプロリーグが広がるまでの人気になり、一流プロは多くの人の憧れ。女子高生である小森杏菜(18)もまた、プロを目指していた。
杏奈の祖父、故有馬玄蔵は、史上最強と言われた棋士の一人。そして、杏菜もその血を継いで、テクニックは群を抜いている。しかし、杏菜は、メンタルが弱く、本番ではまるっきり勝てない。
プロテストが近づいたある日、テストの受験資格が18歳以下と変更になる。杏奈は18歳。今回のテストに受からなければプロへの道は断たれてしまう。そんな時、お気に入りのクマのぬいぐるみから、玄蔵の声が聞こえ始める。玄蔵のアドバイスにより、杏奈は試合に勝てるようになるが…。
幼い顔をしながら、卑劣な手を使う後輩の優香。ウラ将棋崩し界のトップ、鬼塚。ライバルらを制して杏奈は夢を叶えることができるのか!?(たぶん)ドラマとしては世界で初めてマインドフルネスをテーマに描く青春コメディ映画。

出演:えみ、佐々木春穂、東幸太郎、榎木友昭、亀谷知枝、中村日出夫
監督:小西イサオ 脚本:名良之繭子、小西イサオ
テーマソング:「ふたたびゆめ」ビートまりお母 挿入歌:「おたんじょうびのうた」小河畑千鶴子
制作:はぴねす☆ラボ、スタジオグリタ

定員:各回38名(原則、予約制。当日席は若干のみ)
《入場料》 無料(カンパ制です。お好きな金額をカンパしてください)
→ご予約
もしくは、メールで希望日時、お名前をお知らせください。info@koufuku.org

主催:はぴねす☆ラボ 共催:スタジオグリタ


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。