プログラムPROGRAM

最終章・新東宝ピンク映画 ラスト・フィルム・ショー in 神戸 vol.2
深町章監督作品集

2019年7月13日(土)・14日(日)

ご好評をいただきましたシリーズも最終章となります。名古屋で保管されていたプリントから6作品をセレクトし、3回に渡って上映します。

今回は深町章監督の2作品、古典落語「牡丹灯籠」をピンク映画に置き換えた異色作『熟母・娘 乱交』と錯乱した女性の江戸川乱歩的猟奇世界を描いた『新・鍵穴』を上映します。初期から中期にはユーモアと皮肉がいりまじった喜劇タッチの作品が多く、90年代後半以降はよりドラマチックでシンプルな作風に変化し、後期にはあのブレッソンを思わせるほど無駄なものを徹底的にそぎ落としたスタイルを完成させた新東宝映画のエースでありピンク映画界の真の巨星です。その作品の根底には常に人間、特に女性に対する深くおおらかな愛情が流れています。

 

「新・鍵穴 絡みあう舌と舌」(プリントタイトル『和服エロス・蔵のなか 淫蜜な関係』)

(2005/63分/35mm)国映、新東宝映画
監督:深町章 企画:朝倉大介 脚本:岡輝男 撮影:清水正二 編集:酒井正次 録音:シネ・キャビン 助監督:佐藤吏
出演:葉月螢、里見瑤子、池田こずえ、千葉尚之、なかみつせいじ、丘尚輝、山口玲子

敗戦間もない頃、ある官僚の妻となった珠代は古い蔵の二階で夫が別の女と逢瀬を重ねているという疑いをもつ。突然現れた謎の青年が夫と女の情事を珠代に見せると約束するが…。江戸川乱歩的猟奇・幻想の世界を描いた岡輝男の脚本をピンク界の巨星深町章監督が葉月螢(現ほたる)とのコンビで映像化。

 

「熟母・娘 乱交」(プリントタイトル『母と娘 濡れまくら』)

(2006/57分/35mm)新東宝映画
監督:深町章 企画:福俵満 脚本:河本晃 撮影:長谷川卓也 編集:酒井正次 助監督:佐藤吏
出演:藍山みなみ、しのざきさとみ、里見瑤子、岡田智宏、川瀬陽太

章太郎はある日病弱な真夕美とその母美佐子と出会う。しばらくして美佐子が章太郎を訪れ、男を知らないまま死を宣告された真夕美を抱いてやって欲しいと頼むが…。名作落語「怪談牡丹燈籠」をベースにした河本晃の脚本を深町章が演出、哀感あふれる独特な味わいの作品に仕上げた。

 

協力:ぴんくりんく

《料金》入れ替え制1本あたり
一般1200円 学生1000円 会員900円
《割引》当日2本目は200円引き

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。