プログラムPROGRAM
2020 2

[貸館]映画「夏の光、夏の音」
2020年2月1日(土)

完成・特別上映決定!!
カンヌ映画祭での上映をはじめ国際的に活動する
八十川勝監督の最新作がついに公開します。
聴覚障害者のコミュニケーションや
がん患者の日常といったマイノリティーの
“感性”を繊細にすくいとり、
丁寧に描く監督による、
視覚障害を持つ喫茶店の店員の物語。

 

→予告編映像

 

完成披露有料試写会 ※字幕有り

【上映時間】
1部 11時開場 11時20分上映開始
2部 14時開場 14時20分上映開始

 

※カメラ
撮影は上映中は禁止、それ以外は可
動画は全面禁止
 

《料金》 前売り 1800円 (おまけ付き)  当日 2000円 (おまけ付き)
▶受付にて割引があります◀
*こんにちわの手話が出来たら100円引 *点字が読めたら100円引

【メール予約】
受付メールアドレス info_summer_light@tarumimovie.com
件名に「夏の光、夏の音」とお書きの上、
①お名前(ふりがな) ②電話番号 ③メールアドレス
④人数 ⑤時間(午前の部11:00~、午後の部14:00~)
をお送りください。

受付完了メールは、info_summer_light@tarumimovie.com のアドレスで返信しております。

迷惑メール設定などで受信拒否をされている方は、必ず info_summer_light@tarumimovie.com ドメインが受信できますよう、設定の変更をお願いいたします。

また、「垂水映画劇団クリスマス上映会2017」にお越しいただいた皆様は、映画上映の鑑賞費が0円になります。

上映企画・主催:垂水映画劇団


[貸館]戦後初期日本アニメーション上映会
2020年2月2日(日) 14:00〜17:00

日本アニメーション史研究において、東映長編(1958年〜)の以前の歴史として、満州事変に始まる十五年戦争期(1931〜1945年)の研究は近年数多くなされているが、1945年〜1958年(戦後初期)の研究はいまだ蓄積に乏しい。そのため戦中と戦後が直結するような歴史に映りがちである。

しかし、戦後初期は戦争から開放されつつも、社会全体が混乱していた時代であり、アニメーション制作もまたその例外ではなかった。そこで本上映会では戦後初期の映像を参照することを通じて、演出手法や制作体制など、どのようなアニメーション制作のあり方が模索されていたのかの検討材料とする。

そこで行われた模索の多くは、東映長編やテレビアニメといった戦後主流となったアニメーションにはつながらなかった。しかし、だからこそ現代のアニメーションにも示唆を与えるものになるだろう。

 

お申し込み
Googleフォームからお申し込みください。締切は開催前々日(1月31日)の14時です。
《参加費》 3000円(カンパ歓迎)
懇親会:あり(費用別途・場所は「清本の店」を予定)

主催:アニメ・マンガ評論刊行会
主催事務担当者:たつざわ さとし→メール


第43回 くにづか月イチ上映会
2020年2月8日(土) 13:30〜
 

《料金》 無料
アスタくにづか3番館1階の「コミュニティハウス」で整理券を進呈

主催:くにづかリボーンプロジェクト、アスタくにづか神戸市保留床テナント会


前田憲二監督の長編記録映画 連続上映 第1回
2020年2月22日(土)・23日(日)

NPO法人ハヌルハウス代表の前田憲二監督から、自作の映画フィルムを寄贈していただいた。それを記念し隔月を目安に全てのフィルムを上映してゆきます。
その第一弾として今回は封切り当時から評価の高い超大作『神々の履歴書』を35ミリ・フィルムでご覧いただきます。
今後の上映予定作品は『おきなわ戦の図・命どう宝』『土佐の泥繪師・繪金」『神々の履歴書』『土俗の乱声』『恨・芸能曼荼羅』『百萬人の身世打鈴』『原色に白を求める画家—呉炳学の宇宙』『月下の侵略者』など。

 

「神々の履歴書」
(1988/140分/35mm)製作:神々の履歴書製作委員会
監督:前田憲二 プロデューサー:萱沼紀子、山本和信
音楽:今井重幸 撮影:南文憲、金徳哲
ナレーター:日下武史 絵画:丸木俊 題字:岡本太郎

渡来文化の歴史を描くことで、今も日本人の心にくすぶりつづける皇国史観の亡霊ともいうべき差別意識を描く。金基雄、中西進、伊福部昭、伊福部達、金達寿、高麗澄雄、大塚初重、上田正昭らの貴重な発言とともに、カメラは韓国から福岡、島根、京都、東京、長野、岐阜、香川、埼玉、山梨、和歌山、奈良ヘと全国を縦断し、神社や祭礼を追いかけ渡来文化の痕跡を探る。


 

前田憲二
1935年大阪府出身。1960年代後半より日本各地や中国・朝鮮半島に祭りや芸能を追い続け、祭事を記録したテレビ・映画作品は250本以上におよぶ。 代表作に、『おきなわ戦の図 命どぅ宝』(1984)、『神々の履歴書』(1988)、『土俗の乱声 』(1991)、『恨・芸能曼陀羅』(1995)、『百萬人の身世打鈴』(2000)、『月下の侵略者』(2009)、『東学農民革命』(2016)などがある。2001年、韓国政府より王冠文化勲章を授与された。 NPO法人ハヌルハウス代表理事を務める。

《料金》
一般:1800円 シニア(65歳以上):1500円 ユース(25歳以下)・会員:1300円


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。