プログラムPROGRAM
2020 11

第50回 くにづか月イチ上映会 映像で見る昭和の生活文化
2020年11月3日(火・祝) 13:30〜
神戸映画資料館が所蔵するフィルムの中から、昭和の暮らしを写し出す映像を、毎回3〜4本(計約60分)上映してゆく新企画。

《料金》 無料
アスタくにづか3番館1階の「コミュニティハウス」で整理券を進呈

主催:くにづかリボーンプロジェクト、アスタくにづか神戸市保留床テナント会


アクティブ・アーカイブ・プロジェクト 誰でもアーキビスト
みんなで発掘・宝探し試写会 2020
2020年11月3日(火・祝) 15:00〜
神戸映画資料館には、1万8千本を超える収蔵フィルムがありますが、内容が未調査のものも多数あります。劇映画のほか、教育目的で作られたものやホームムービーなどなど。それらを実際に映写機にかけて上映し見ていきます。一口に映画フィルムといっても多様であることを知っていただく機会です。どんな映像が写っているでしょうか。宝探しの気分でご参加ください。

《料金》 無料
予約受付
入場制限(座席数の3分の1の12席)を行いますので、メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

主催:神戸映像アーカイブ実行委員会


会員様限定イベント
2020年11月7日(土)13:30~16:40
会員様にメール及び郵便でご案内します。10月19日までに案内が届かない場合はお手数ですがお問い合わせください。

《料金》 2000円
予約受付
*10月20日より受付開始 対象:NPO法人プラネット映画保存ネットワーク 正会員・賛助会員・寄附者
*10月26日より受付開始 対象:シネマ倶楽部会員
メールと電話によるご予約を承ります。
会員種別と番号(または寄附者)、お名前、電話番号をお知らせください。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039


青丘文庫研究会 映像を通して視る!
「植民地朝鮮と海女の記録、在日映像作家のまなざし」

2020年11月8日(日)14:00〜
会場:神戸学生青年センター(阪急六甲駅より徒歩3分)

青丘文庫研究会の上映会! 第4弾!
今回も神戸映画資料館所蔵のアーカイブに青丘文庫研究会会員の解説を交えて上映する。また、韓国映像資料院の協力により朝鮮総督府制作の戦争広報映画や宣伝映画も上映する。ほかにも戦前戦後の貴重な海女の記録、前回も参加した康浩郎監督が1959年第1回帰国事業の様子を撮影した16ミリフィルムも初めて上映する。同じ海峡を渡った1930年代の日本人の姿と1959年の在日朝鮮人の帰国の様子が同じスクリーンに投影される。また、日中戦争期の朝鮮における「皇民化」の姿を垣間見る。

「青丘文庫」は神戸長田のケミカル産業に従事していた韓皙曦(ハン・ソッキ)が朝鮮史関係文献を集め1969年に開設したもので、1997年に神戸市立中央図書館内に再オープン。今回の上映会は、そこで定期的に行われている「青丘文庫研究会」の例会として位置づけられている。上映場所を来年移転が決まった神戸学生青年センターに移して第4回の上映会を開く。

 

第1部 植民地朝鮮と「皇民化」
植民地であった朝鮮や満蒙、台湾などのアジアへ「視察」「研修」「修学旅行」などの名目で多くの日本人たちが海峡を渡った。旅行を記録したフィルムが残されているが、そのうちの一つを上映するとともに、日中戦争期に朝鮮総督府が「皇民化」を宣伝するために作成した2本のフィルムをとおして当時の社会相を視る
『満鮮のたび』(1932年/19分/DVD上映/サイレント)京都市小学校学事視察団 提供:神戸映画資料館
『朝鮮の愛国日』(1939年/11分/DVD上映) 朝鮮総督府制作 提供:韓国映像資料院
『銃後の朝鮮』(1940年/8分/DVD上映) 朝鮮総督府制作 提供:韓国映像資料院
トーク:水野直樹(京都大学名誉教授)

 

第2部 海女の記録
康浩郎監督が1965年に撮影した『大都会の海女』、戦前に撮られた『和具の海女』は、いずれも伊勢の海で海女をする女性たちを描いたドキュメンタリーである。海女の研究の第一人者である伊地知紀子さんの解説も交え、貴重な海女の映像記録を上映する。
『和具の海女』(1940年/25分/DVD上映)
演出:上野耕三 提供:神戸映画資料館
『大都会の海女』(1965年/30分/DVD上映)
監督:康浩郎
トーク:伊地知紀子
(大阪市立大学文学部教授)

 

第3部 在日映像作家、康浩郎のまなざし
1959年12月14日、在日二世の康浩郎監督は新潟港から海峡を渡り帰国する在日朝鮮人の姿を16ミリフィルムで撮影した。それから60年以上経った今、その映像を始めて公開する。16ミリフィルムは編集されておらず劣化が進んでいる。済州島にルーツを持つ康浩郎監督みずからその思いを語っていただく。今回、経年劣化した未編集撮影ネガをテレシネしたものをDVDで上映する。
『帰国船』(1959/12分/DVD上映)監督:康浩郎
トーク:康浩郎(映画監督) 聞き手:飛田雄一(神戸学生青年センター)

《資料代》1500円  * どなたでもご参加いただけます

会場:神戸学生青年センター(阪急六甲駅より徒歩3分)
〒657-0064 兵庫県神戸市灘区山田町3丁目1−1
TEL:078-851-2760 FAX:078-821-5878

【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止に伴う対応について】
・間隔をあけてご着席ください。
・マスクの着用、咳エチケットへのご協力をお願いします。
・発熱など体調不良のある方はご来場をお控えください。
・ご入場前、ご退出後に会場の消毒、換気を行います。

主催:青丘文庫研究会、神戸映画資料館


小池照男 映像作品全仕事
上映・パフォ-マンス・対談

2020年11月13日(金)・14日(土) 会場:神戸映画資料館

私の映画作品は、映画表現手法の大半とはかけ離れている印象を持たれるかもしれません、しかし、まぎれもなくこれは私の45年間の軌跡です。
映画表現による抽象世界を一歩進めようと作り続けています。今回私の映画に少しでも体験、触れていただけましたら幸いです。
小池照男

 

11月13日(金)18:30
セレクト作品上映 × ダンス
(約75分)
生態系-5-・生態系-20-・生態系-28-・多重演奏の楽しみ
ダンサ-:ますみとも

対談(約30分)
田中晋平(国立国際美術館客員研究員) × 小池照男

料金:1000円(記念カタログ購入者は500円)

 

11月14日(土)
13:00 Aプログラム
(80分)
初期作品と積層する熱としての生態系
『生態系-5-微動石』ほか

15:00 Bプログラム(85分)
視る行為としての生態系
『生態系-14-留』ほか

17:00 Cプログラム(90分)
凝視の宇宙としての生態系〜現在へ
『生態系-27-密度1』ほか

料金(入替制):500円(記念カタログ購入者は250円)

 

予約受付
各回入場制限(座席数の2分の1の19席)を行いますので、メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

記念カタログ「ECOSYSTEM Teruo Koike Visual Works 1974-2020」 発売中
A4版・72頁・オールカラー 頒価1818円(税込2000円)

 

小池照男 映像個展
2020年11月8日(日)~11月23日(月・祝) 12:00~19:00
(火・水・木は休廊)
入場無料
会場:city gallery 2320
Tel. 078-611-4959 ホームページ
神戸市長田区二葉町2-3-20
JR新長田駅より南へ7分、国道2号線を渡り東へ3分。三井住友銀行手前を右へ、本町筋商店街を約3分進み、安田果物店向いの路地を東へ入る

* 両会場とも、新型コロナ感染防止のための対策を施していますのでご協力をお願いします。
* ご来場の際、作品鑑賞中も、できるだけマスク着用をお願いします。
* 三密を避けるため、一時的に入場制限させて頂く場合があります。ご了承ください。


フレデリック・ワイズマンのすべて vol.6
2020年11月21日(土)〜23日(月・祝)

講演 「『セントラル・パーク』の歩き方」
11月21日(土)16:45〜18:00
 参加無料(要当日鑑賞チケット半券)
講師:西田博至(新長田図書館館長)
今回は地域連携の取り組みとして、映画に造詣の深い新長田図書館の館長、西田博至氏にご講演いただきます。

 
2019年秋、神戸映画資料館では「フレデリック・ワイズマンのすべて in 関西」の一環として3作品を上映しました。この続きとして、今回から月1回のペースでシリーズで上映していきます。

1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン。
50年以上にわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、図書館、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきました。ワイズマン自身が “〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ” という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーブ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的なアメリカの姿が映し出されています。

 

「ストア」 The Store

(1983/118分/16mm)撮影:ジョン・デイヴィー
1907年の開店以来、高級百貨店として揺るぎない地位を築いてきたニーマン=マーカス百貨店テキサス州ダラス本店。1982年のクリスマス・シーズンにおけるニーマン=マーカスを舞台に、訪れる客や接客する従業員、華やかな売場の舞台裏で働く人々の姿が映し出される。ワイズマン初のカラー作品。

 

「セントラル・パーク」 Central Park

(1989/176分/16mm)撮影:ジョン・デイヴィー
ニューヨーク市のランドマークのひとつセントラル・パーク。人々は、様々なかたちでこの公園を活用している。ジョギング、ボート遊び、スケートなどのスポーツ、散歩、ピクニック、パレード、コンサートなど音楽や演劇の発表、映画の撮影も行われる。市の公園課は公園を維持し、一般に開放するために様々な問題に対処すべく、四六時中、奮闘する。

 

《料金》
一般:1500円 シニア(65歳以上):1200円 ユース(25歳以下)・会員:1000円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

→公式サイト(コミュニティシネマセンター)

共催:コミュニティシネマセンター
協力:アテネ・フランセ文化センター、山形国際ドキュメンタリー映画祭


新東宝ピンク映画 ラスト・フィルム・ショー in 神戸
最後のプログラムピクチャーと呼ばれて
〜滝田洋二郎監督と異色のフィルムメーカーたち〜  vol.1

2020年11月28日(土)・29日(日)

人気シリーズ「新東宝ピンク映画 ラスト・フィルム・ショー」が帰ってきました。新シリーズの初回は、滝田洋二郎監督による2作品をお届けします。

「痴漢電車 下着検札」

(1984/64分/35mm)新東宝映画
監督:滝田洋二郎 脚本:高木功 撮影:志賀葉一 編集:酒井正次 助監督:片岡修二
出演:螢雪次朗、竹村祐佳、風かおる、竹中ナオト、中山光男、高橋雅之、雅セリナ、木村和美

爆殺された張作霖が所有していた世界最大の黒真珠の指輪が現代の日本に! その隠し場所を探すべく依頼を受けた私立探偵黒田一平は現代史の謎に詳しい推理作家松木清張に協力を求め……。夭逝した天才脚本家高木功&滝田洋二郎監督のゴールデンコンビによる傑作。竹中直人が重要な役で出演。

 

「ザ・緊縛」

(1984/60分/35mm)新東宝映画
監督:滝田洋二郎 脚本:夢野史郎 撮影:志賀葉一 編集:室田雄 助監督:佐藤寿保
出演:西川瀬里奈、中根徹、螢雪次朗、竹村祐佳、しのざきさとみ、伊藤幸子、池島ゆたか

謎めいた女がタクシー運転手に残していった一本のビデオテープ。そこにはある秘密の緊縛ショーの模様が収録されていて……。会員制のSMショーとその裏にうごめく組織の秘密をめぐって展開するノワール風の一篇。パンチの効いた展開の中にもロマンチックな演出が冴える異色娯楽作。

 

上映にあたって  福原彰(新東宝映画)
1962年に誕生したピンク映画は70年代に絶頂期を迎えますが、80年代に入ると家庭用ホームビデオとアダルトビデオの普及に押されて急速に劇場数を減らしていきます。この頃には対応策としてAV界のトップアイドルを主演に招いてレンタル市場を意識した作品作りも頻繁に試みられました(本企画にも菊池エリ、前原祐子といった女優たちが登場します)。ところが80年代なかばから90年前後になると、それまでとは明らかに異質な、エロチシズムや娯楽性の背面に隠れがちであった「映画そのもの」がむき出しになったかのような作品群が現れます。配収が右肩下がりのピンク映画に惰性的に製作費を投入し続ける配給会社の思惑とは関係ないところで、当時の若手の監督たちは映画の個性・面白さ・芸術的価値ないしは作家性というものにピンク映画の作り手としての存在意義を見出していくのです。そのふたつの代表例が、滝田洋二郎監督による文句なしに面白い「痴漢電車」シリーズと、国映朝倉大介氏製作の重厚な「ピンク四天王」による作品群といえるでしょう。やや遅れて「大蔵ヌーベルヴァーグ」もその流れにあったといっていいかもしれません。国映=新東宝系ではその流れが2000年代に入っても主に「ピンク七福神」といわれる監督たちに継承されていきますが、いっぽうで90年代の半ばをすぎたあたりからある種の反動もおこります。当時盛んになりつつあった低予算の「エロスVシネ」の市場に商業的な活路が見出されたこともあって、作風としては映画的なドラマ性を重視したスタイルで、新東宝系ではベテラン深町章監督を中心に、Vシネマの若い作り手たちとは一味違った低予算を逆手にとったような熟練した職人芸としてのピンク映画が多く作られ、オリジナルビデオ作品であるかのごとき装いで次々とビデオ化・DVD化されていくのです。これらの作品群はピンク映画を知らない若い世代の視聴者層(主に団塊ジュニアの世代)にある種の驚きをもたらし、当時まだそれなりの規模があったレンタル市場で安定した人気を獲得していきます。このように現在にいたるまで多彩にそしてしぶとく生き抜いてきたピンク映画が「最後のプログラムピクチャー」と呼ばれるのは決していわれのないことではありません。そのことは娯楽性・芸術性それぞれにバイアスのかかった今回のプログラムが証明しているといえるでしょう。

協力:ぴんくりんく

《料金》入れ替え制1本あたり
一般1200円 ユース1000円 会員900円
《割引》当日2本目は200円引き


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。