プログラムPROGRAM

[貸館]

[貸館]メロディフラッグ
2020年3月20日(金)OPEN 18:30 / START 19:00

須田亮太(ナードマグネット) 出演キャンセル
中山卓哉(愛しておくれ)
ヒジカタナオト(ドラマチックアラスカ)
 

《料金》 前売り3,000円 当日3,500円
予約・お問い合わせ melodyyyflag@gmail.com
*予約先着順の整理番号での入場です


[貸館]戦後初期日本アニメーション上映会
2020年2月2日(日) 14:00〜17:00

日本アニメーション史研究において、東映長編(1958年〜)の以前の歴史として、満州事変に始まる十五年戦争期(1931〜1945年)の研究は近年数多くなされているが、1945年〜1958年(戦後初期)の研究はいまだ蓄積に乏しい。そのため戦中と戦後が直結するような歴史に映りがちである。

しかし、戦後初期は戦争から開放されつつも、社会全体が混乱していた時代であり、アニメーション制作もまたその例外ではなかった。そこで本上映会では戦後初期の映像を参照することを通じて、演出手法や制作体制など、どのようなアニメーション制作のあり方が模索されていたのかの検討材料とする。

そこで行われた模索の多くは、東映長編やテレビアニメといった戦後主流となったアニメーションにはつながらなかった。しかし、だからこそ現代のアニメーションにも示唆を与えるものになるだろう。

 

お申し込み
Googleフォームからお申し込みください。締切は開催前々日(1月31日)の14時です。
《参加費》 3000円(カンパ歓迎)
懇親会:あり(費用別途・場所は「清本の店」を予定)

主催:アニメ・マンガ評論刊行会
主催事務担当者:たつざわ さとし→メール


[貸館]映画「夏の光、夏の音」
2020年2月1日(土)

完成・特別上映決定!!
カンヌ映画祭での上映をはじめ国際的に活動する
八十川勝監督の最新作がついに公開します。
聴覚障害者のコミュニケーションや
がん患者の日常といったマイノリティーの
“感性”を繊細にすくいとり、
丁寧に描く監督による、
視覚障害を持つ喫茶店の店員の物語。

 

→予告編映像

 

完成披露有料試写会 ※字幕有り

【上映時間】
1部 11時開場 11時20分上映開始
2部 14時開場 14時20分上映開始

 

※カメラ
撮影は上映中は禁止、それ以外は可
動画は全面禁止
 

《料金》 前売り 1800円 (おまけ付き)  当日 2000円 (おまけ付き)
▶受付にて割引があります◀
*こんにちわの手話が出来たら100円引 *点字が読めたら100円引

【メール予約】
受付メールアドレス info_summer_light@tarumimovie.com
件名に「夏の光、夏の音」とお書きの上、
①お名前(ふりがな) ②電話番号 ③メールアドレス
④人数 ⑤時間(午前の部11:00~、午後の部14:00~)
をお送りください。

受付完了メールは、info_summer_light@tarumimovie.com のアドレスで返信しております。

迷惑メール設定などで受信拒否をされている方は、必ず info_summer_light@tarumimovie.com ドメインが受信できますよう、設定の変更をお願いいたします。

また、「垂水映画劇団クリスマス上映会2017」にお越しいただいた皆様は、映画上映の鑑賞費が0円になります。

上映企画・主催:垂水映画劇団


公開研究会
[貸館]宗教映画とスクリーン・プラクティス
2019年11月16日(土)13:00~16:00 17:00

宗教と映画というテーマは、特に欧米の映画史においてキリスト教の信仰と不可分なものとして論じられてきたが、日本を含むアジアの宗教との関係は、これまで十分に論じられてきたとは言い難い。この公開研究会は、日本の事例を中心としながら、仏教と映画、またスクリーン・プラクティスと宗教の関係を、様々な観点から比較分析し、新たな研究の導きの糸とすることを目的としている。
また関連して、神戸映画資料館で発見され、「神戸発掘映画祭2018」で1巻目のみ上映された『鍋かぶり日親』(牧野省三・沼田紅緑監督、牧野教育映画、1922年)について、未公開の2巻目もあわせたバージョンで初上映する。

13:00~13:45
第1部 日本・アジアにおける宗教と映画

上田学(神戸学院大学)「牧野省三と宗教映画」
ユリア・ブレニナ(大阪大学)
「日蓮主義と映画ー立正活映の映画製作と配給網に着目してー」
赤井敏夫(神戸学院大学)「近代インドと宗教映画」

13:45~14:45
第2部 スクリーン・プラクティスと宗教

近藤和都 (大東文化大学)
「歴史のなかのスクリーン・プラクティス:日本における研究動向」
ローランド・ドメーニグ(明治学院大学)
「光と影の大いなる術 宗教と幻燈をめぐる相関関係」
福島可奈子(神戸大学)
「明治期日本のプロテスタントにおける幻燈利用――中島待乳製スライドを一例に」
スザンネ・シェアマン(明治大学)
「欧州から見た日本の宗教と娯楽の関係」

15:00~16:00
発表者によるディスカッション

司会 上田学

16:15~17:00
『鍋かぶり日親』上映
(デジタル[原版9.5mm] )
神戸映画資料館所蔵 デジタル化協力:神戸大学

主催:神戸学院大学研究助成B「 スクリーン・プラクティスに関する日亜比較文化研究」、早稲田大学演劇映像学連携研究拠点公募研究「マルチマテリアルを基礎とした立正活映作品の復元」
 

《参加費》無料   《会場》神戸映画資料館


[貸館]神戸フットボール映画祭
2019年9月14日(土)

13時20分~
「カイザー!」

原題:Kaiser! The Greatest Footballer Never to Play Football
監督:ルイス・マイルス 出演:カイザー、ジーコ、ベベト
98分/ドキュメンタリー/2018年/イギリス・ブラジル
トライベッカ映画祭出品作品

サッカー史上最強の詐欺師
カルロス・カイザーは、20年近いキャリアを持つブラジル人プレイヤー。80年代から90年代にかけてフラメンゴやヴァスコ・ダ・ガマなどビッグクラブに所属していきたが、そのプレーを見たものは居ない。経歴詐称やハッタリを駆使して契約を勝ち取ってきたフェイクプレイヤーだったのだ。その驚きの手口が暴かれたとき、カイザーの目に映るものは?
ジーコ、ベベト、レナト・ガウショ、カルロス・アルベルトなど、証言する被害者(?)も超一流。

→フェイスブック

15時20分~
「ワーカーズカップ」
 © The Workers Cup LLC, 2017
監督:アダム・ソベル  字幕制作:ヨコハマ・フットボール映画祭
サンダンス映画祭 ドキュメンタリー部門出品作品
88分/ドキュメンタリー/2017年/イギリス

2022年ワールドカップに潜む影
2022年カタールW杯のスタジアム建設現場には160万人にも及ぶ外国人労働者が集まっている。ある者は家族を養うため、ある者はプロサッカー選手になれると騙されて。
プレハブ小屋の生活環境は劣悪そのもの。会社にパスポートを預けているため逃げ出すことも許されない。
不満解消のため、労働者チームによる会社対抗トーナメント”Workers Cup”が企画される。何の娯楽もなかった移民たちの生活に笑顔が溢れ始める。国籍や人種の異なるチームで勝利を目指す彼らは果たして優勝を掴みとることが出来るのか…?

→公式サイト
→予告編

主催:神戸フットボール映画祭
共催:FC六間

《料金》 当日販売券のみ
高校生以上一律(1本) 1000円
中学生以下一律(1本) 500円
問合せ先:神戸フットボール映画祭実行委員会 078-955-8944
twitter: @kobefff Facebook:@kobeoff


[貸館]映画「さんさん」完成披露試写会
2019年7月28日(日)開場 14:30 開演 15:00

2018年夏に撮影された「さんさん」の完成披露試写会です。本作品のほか、主題歌披露や別作品の特報も予定しております。
また、出演者の舞台挨拶も行います。

声しか知らない人に、初めて会った。

田所(水野祐樹)は、後ろ姿しか知らない優美(コノハコトノハ )に出会う。
優美は、いつも波の音より小さな声で歌っていた。
歌が繋ぐ、燦々と光輝く日常のカケラの物語。

監督・脚本:有安あり
プロデューサー:八十川勝
主題歌:コノハコトノハ
出演:水野祐樹、コノハコトノハ
   森野くるみ 北原夕 川瀬乃絵 星川恵美 熊田佳奈子 小寺克英 井口秀人



 

《料金》 1500円
予約・お問い合わせ→有安あり


[貸館]荒木太郎 応援会
2019年7月27日(土)17:00

荒木太郎監督の自主制作作品『ハウスレス・ホーム』の上映と監督トーク。

「ハウスレス・ホーム」
(2003/52分/サイレント/スタンダード/35mm)R15
監督:荒木太郎 脚本:縄文人 原作:「いえづくりをしながら考えたこと。」(エクスナレッジ刊)
撮影:前井一作、横田障司、国枝礼樹 編集:酒井正次 タイトル画:寺田勉
タイミング:安斎公一 現像:東映化学
演出助手:下垣外純 制作:小林徹哉 協力:愛光、シネ・キャビン 製作:ペジテ、多呂プロ
出演:里見瑤子、佐倉萌、荒木太郎、縄文人、蛍雪次郎(特別出演)
内藤忠司、佐藤選人、谷崎ルキ、比嘉悠樹、渡辺昭一、山口公徳とその愛犬

 
本邦初公開「空想的脳内科学遊戯シリーズ ジェットマン」
(2019/約20分[現在編集中]/モノクロ/音楽付きサイレント/DV)
監督・脚本:荒木太郎 撮影照明:飯岡聖英 撮影照明助手:岡村浩代
主題歌録音:小林徹哉 主題歌「ジェットマン」 作詞作曲:荒木太郎 編曲演奏:安達ひでや 唄:稲葉良子
制作応援:広瀬寛巳 協力:ビッケ、シネ・キャビン
出演:小ポンチ、ミニコ、ボクチン、ぽん、たもつ(特別出演)
弁士(説明屋):荒木太郎
 
 

荒木 太郎(あらき たろう)
1961年2月16日生まれ
1982年『ポルノドキュメント トルコ特急便』(中村幻児監督/美保純主演/日活ロマンポルノ)で俳優としてデビュー。現在までに出演本数は270作品以上。
1995年度ピンク映画大賞・男優賞受賞
1996年『異常露出 見せたがり』(工藤翔子主演/大蔵映画)で監督デビュー。現在までに監督本数は90作品以上。
2000年度ピンク映画大賞ベストテン第1位『せつなく求めて OL編』
2001年度ピンク映画大賞ベストテン第4位『義姉さんの濡れた太もも』、同・次点『初恋不倫 乳首から愛して』、同・監督賞受賞
2002年度ピンク映画大賞ベストテン第7位『痴漢バス2 三十路の火照り』、同・10位『年上の女 博多美人の恥じらい』
2003年度ピンク映画大賞ベストテン第6位『美乳暴行 ひわいな裸身』、同・8位『隣のお姉さん 小股の斬れ味』
2004年度ピンク映画大賞ベストテン第2位『美肌家政婦 指責め濡らして』
2008年度ピンク映画大賞ベストテン第8位『悶々不倫 教え子は四十路妻』
2010年度ピンク映画大賞ベストテン第6位『癒しの遊女 濡れ舌の蜜』、同・第8位『義父相姦 半熟乳むさぼる』
2012年度ピンク大賞・優秀作品賞『さみしい未亡人 なぐさめの悶え』

 
主催:ぴんくりんく
協力:神戸映画資料館

《料金》 1500円


公開研究会
[貸館]記憶を集める・公開する ──まだ存在しない「アーカイブ」を考える
2019年3月16日(土)10:00〜17:30 10:30〜18:00

近年、映像や写真といった視覚資料を扱うデジタル・アーカイブ構築の議論をよく目にするようになりました。しかしどうしてもそれが設備・施設や、技術的関心に先導され、肝心な目的、資料の存在とその活用──「誰の」「どんな記憶を伝承していくのか」という論点が置き去りにされることが、少なくないように思われます。
本研究会では、前日(3月15日)に京都大学で開催されるデジタルアーカイブ学会における同タイトルの企画セッションでの問題提起を引き継ぎ、具体的なプロジェクトと資料映像・写真群を見ながら、そこで扱われる資料、活用を支える組織や人的ネットワーク、権利処理や運営に関する問題について、ディスカッションを展開していきます。(水島久光)

10:00〜12:00 10:30〜12:30
沖縄の映像と戦後

進行 水島久光(東海大学)

13:00〜15:00 13:30〜15:30
コミュニティとナショナルの間をどうデジタル・アーカイブはつなぐのか

進行 原田健一(新潟大学)

15:30〜17:30 16:00〜18:00
映像アーキビスト資格とは何か?

進行 羽鳥隆英(新潟大学)

*開始時間が30分早まりました(3月10日変更)。
*各セッションの詳細は今後HPでアップします。

主催:新潟大学地域映像アーカイブ研究センター

《参加費》無料   《会場》神戸映画資料館


[貸館]望月優子特集上映
2018年12月28日(金)13:00〜16:00

望月優子(1917-1977)は、『日本の悲劇』(木下惠介監督、1953年)、『米』(今井正監督、1957年)、『荷車の歌』(山本薩夫監督、1959年)などで演じた、労働と育児に粉骨砕身する母の役柄から「日本のお母さん」とも称された、戦後日本映画史を代表する名優のひとりです。1960年代以降は、農山漁村問題を中心とする社会問題について積極的にメディアで発言し、3本の中編映画と複数のテレビ番組を監督し、あるいは1971年には社会党の公認候補として参議院議員に選出されるなど、「映画女優」に留まらない多彩な活動を展開しました。今回は近年発見された監督作『ここに生きる』と、主演作にして知られざる佳作の『末っ子大将』を上映し、併せて、映画研究者の斉藤綾子氏(明治学院大学教授)に、映画女優、監督、社会活動家としての望月優子の多面的な仕事についてお話を伺います。

[上映作品]
「末っ子大将(暴れん坊大将)」
(1960/50分/16mm)
製作:新日本プロ 企画:大阪母親プロ 配給:新東宝
監督:木村荘十二 原作:村田忠昭 脚本:依田義賢
撮影:木塚誠一 音楽:大木正夫 美術:小林三郎
出演:望月優子

1930年代にP.C.L~東宝の看板監督のひとりとして活躍した木村荘十二は、1941年に満洲に渡り、当地で敗戦を迎える。新中国での留用期間を経て、1953年に日本に引き揚げた後は、もっぱら独立プロダクションの児童映画を監督した。本作は大阪母親プロの公募に当選した村田忠昭の原作を、村田の創作の師だった依田義賢が脚本化して製作されたもので、小品ながら、依田の脚本、木村の演出、主演の望月優子の演技のいずれも精度の高い佳作といえる。

 

「ここに生きる」
(1962/40分/DVD上映)協力:国立映画アーカイブ
製作:オオタ・ぷろだくしょん 全日本自由労働組合
監督:望月優子 撮影:安承玟(アン・スンミン) 音楽:伊藤翁介 ナレーション:矢野宣

朝鮮帰国事業に関する第1作『海を渡る友情』(東映教育映画、1960年)、混血児差別問題に関する第2作『おなじ太陽の下で』(東映教育映画、1962年)に続く、望月優子監督の第3作目。全日本自由労働組合の委託により、当時国会に提出されていた緊急失業対策法改正案に対する反対運動の一環として製作された。炭鉱離職者、被差別部落出身者、女性など、全国の失業対策事業の日雇労働の現場で働く人びとの日々の労働と生活を、実際の作業現場や組合事務所・託児所などの現場で撮影した記録映像と、職業俳優を交えた再現ドラマパートを交錯しつつ映し出す。撮影の安承玟は、後に李學仁(イ・ハギン)監督『異邦人の河』(1975年)などの撮影監督も担当するが、ここでも水面やボタ山の地表、アスファルトの質感を叙情的に見せる映像が鮮烈な印象を残す。

 

[参考上映]
幻灯「にこよん」(1955)
製作:全日自労・飯田橋自由労働組合
脚本・演出・撮影:桝谷新太郎 配給:日本幻灯文化株式会社
※神戸映画資料館所蔵オリジナルフィルムから作成したニュープリントを上映。

映画『ここに生きる』を製作した全日自労は、映画のみならず、複数の幻灯を自主製作している。全日自労の飯田橋分会の失対日雇労働者たちが自主製作した幻灯『にこよん』は、その先駆的な試みであり、脚本・演出・撮影を担当した桝谷新太郎は、当初、満洲からの引揚後に失対日雇労働者となった自身の体験を基に執筆した脚本を、仲間の女性労働者たちの意見を受けて、女性を主人公に変更して改稿した。1950年代の時点で「女性の労働問題」にフォーカスした異例の映像作品であり、同じく全日自労が製作した『ここに生きる』の「女こども」へのフォーカスとの連続性も興味深い。

 

[トークセッション]
「女性映画作家・望月優子」(仮)
斉藤綾子(明治学院大学教授・映画学)
聞き手・鷲谷花(大阪国際児童文学振興財団特別専門員)

 

《参加費》無料

主催:JSPS科研費共同研究18K02022「近現代日本の社会運動組織による「スクリーンのメディア」活用の歴史・地域的展開」(研究代表者:鷲谷花)


[貸館]映画『神楽鈴の鳴るとき』上映会&トークショー
2018年12月8日(土)18:00受付・開場 18:30開演


「神楽鈴の鳴るとき」(2018年/47分)

【作品紹介】
国の重要無形民俗文化財である「河口の稚児舞」をモチーフにした富士山河口湖映画祭準グランプリ脚本を映画化。
原案・脚本は、スタジオジブリ出身の美術家として知られる増山修。
稚児舞の少女を演じるのは、日本アカデミー賞新人俳優賞、濱田ここね。その祖父を演じるのは、今年急逝した名優、大杉漣。
音楽は日本の心を世界に発信し続け、外務省後援の民間外交使節団としても活躍する一座「HEAVENESE」。
加藤明子と白石朋也演じる、苦悩する夫婦の繊細な心情を、重鎮・小沼雄一監督が丁寧に描く。

【あらすじ】
フルート奏者の鏡子(加藤明子)と剣(白石朋也)はオシドリ演奏家夫婦として知られていたが、不妊をめぐる剣の一言が原因で、離婚の危機を迎えていた。
そんなとき、義理の父(大杉漣)から、事故で両親を亡くした姪っ子の鈴(濱田ここね)を、養子に迎えて欲しいと頼まれる。
鈴は、両親が健在であることが条件の、千年の伝統を持つ河口の稚児舞の舞手であった。
稚児舞は続けたいが、新しい両親に抵抗がある鈴。夫とは和解したくないが、鈴のことが気になっていく鏡子。
ともに自分でコントロールできない「命」というものに向き合う二人の関係は・・・

トークショー
出演
増山修(原案・脚本・プロダクションデザイン・制作総指揮)
竹原直子(プロデューサー)
 

→公式サイト

《料金》
1500円(小学生以下1000円)
※予約および当日受付 ※お問い合わせ・ご予約 kagurasuzu@inspired.jp
懇親会 20:30~ 参加費3,500円(12/6メール予約締切)


大阪大学総合学術博物館「記憶の劇場III」
活動⑥「TELESOPHIAと芸術・文化・生活」
[貸館]『廻り神楽』『海の産屋 雄勝法印神楽』上映会
2018年10月7日(日)・8日(月・祝)

東日本大震災による甚大な被害のあった地域で、いかに芸能が人々を勇気づける力となったかを描くドキュメンタリー2作品を神戸で上映します。
また、10月7日(日)15:00には、受講生が進行役を務め、遠藤協監督とのトークイベントを行います。

「廻り神楽」
(2017年/日本/94分)
監督:遠藤協・大澤未来
製作:ヴィジュアルフォークロア

神楽が来れば、春はもうすぐなのす。
—海辺の死者と生者の通い路を今日も神楽衆は廻ります。

岩手県宮古市に根拠地をもつ黒森神楽は、江戸の初期から340年以上、三陸海岸の久慈・釜石間150㎞を巡り続けて来た。
正月になると神楽衆は、黒森山の神霊を宿した権現様と旅に出る。民家を一夜の宿として、神楽を演じ、亡き人には神楽念仏を唱える。繰り返し繰り返し津波が襲って来たこの地で、神楽衆は何百年ものあいだ、自然と人間を取り結ぶ役目を果たしてきた。
ザシキワラシやオシラサマ、神々や精霊が今も息づく豊かな三陸の海辺を巡る神楽衆。その通い路に「海の遠野物語」が紡がれる。被災から6年後の人々の願いを描くドキュメンタリー。遠藤協と大澤未来の共同監督による劇場初公開作品。
→公式サイト

 

「海の産屋 雄勝法印神楽」
(2017年/日本/75分)
監督:北村皆雄・戸谷健吾
製作:ヴィジュアルフォークロア、ネオンテトラ

海は豊穣の産屋
—この三陸の海辺、新しい命を生む母なる産屋の庭に
祈りと歓びの神楽が舞い遊ぶ。

宮城県雄勝半島、石巻市の漁村立浜(たちはま)は、東日本大震災の大津波で46軒中1戸だけを残し被災した。
その絶望の淵から立ち上がったのは、村に残ることを決めた12人の漁師たち。
「いっさい、いっさい、海を恨んでいねぇ」と、男たちは生活の再建とともに祭りの復興に乗り出した。流出した一切の神楽面と祭具を作り直し、何もない海辺の居住地跡に柱を立て、舞台を作る。
神楽に憑かれ“好き神”を自称する漁師が祈りの神楽を舞い、二人の太鼓打ちが息を合わせ600 年前と変わらぬリズムを刻む。産屋の庭に神楽が舞い遊び、笛・太鼓の音が、命の誕生を告げる産声のように響く。海辺に立てられた舞台、それは新しい命を再生し、力強く鼓動させてくれる産屋となったのだ。津波から1年後、人々を勇気づけ絆を取り結ぶ芸能の底力を描いたドキュメンタリー。『ほかいびと 伊那の井月』の北村皆雄と戸谷健吾による劇場公開作品。

《参加費》 無料

主催:大阪大学総合学術博物館
→公式サイト


[貸館]尻プロ&顔アニメの世界
2018年9月16日(日)13:30開場 14:00スタート

14:00~ 第一部・面白顔漫画映画&ライブ
上映作品:「おしり寿司」「河童肉饅頭」(完全版)ほか
ライブ:野崎ハウス

15:00~ 第二部・「情熱のARASH!」上映会
「情熱のARASH!(あらし)」
2008年 尻プロダクション作品(60分)
出演:関根しりもち/松江サキ/上杉真紀/夢夢子/痛快家フラワー/野田真悟/神戸顕一ほか
監督/脚本:清本一毅
音楽:池田タカシ
主題歌:ハナリキョウコとスナイパーズ

粗筋‥神戸市兵庫区稲荷市場でヘアサロンに勤めるフェイク黒人三人娘は、スタアを夢見て自主映画やクイズ番組を制作して芸能プロダクションに売り込みをかけるが間違ってエロフィルムの女優にされそうになったり実家から親が連れに来たりと毎日が戦いのようだ。一方、三人の友人で古着屋を経営する西城は、彼女にふられた腹いせに自殺を考える。止める三人娘に西城が提案したのは屁を集めてのガス自殺だった。尻プロ発のブラックスプロイテーションムービー。
 

《入場料》 前売:1200円 当日1500円

問い合わせ(予約):顔画工房 kaogakb@yahoo.co.jp

主催:尻プロダクション(関根)


[貸館]マインドフルネス入門映画「きんの魔法つかい~最強の将棋崩しガールの作り方」
2018年8月26日(日)

上映会+ミニ解説と映画の裏話
[1]11:00-12:20 [2]12:30-13:50 [3]14:00-15:20 [4]15:30-16:50

■物語
将棋崩し。もともとは遊びだったもの。それが世界中にプロリーグが広がるまでの人気になり、一流プロは多くの人の憧れ。女子高生である小森杏菜(18)もまた、プロを目指していた。
杏奈の祖父、故有馬玄蔵は、史上最強と言われた棋士の一人。そして、杏菜もその血を継いで、テクニックは群を抜いている。しかし、杏菜は、メンタルが弱く、本番ではまるっきり勝てない。
プロテストが近づいたある日、テストの受験資格が18歳以下と変更になる。杏奈は18歳。今回のテストに受からなければプロへの道は断たれてしまう。そんな時、お気に入りのクマのぬいぐるみから、玄蔵の声が聞こえ始める。玄蔵のアドバイスにより、杏奈は試合に勝てるようになるが…。
幼い顔をしながら、卑劣な手を使う後輩の優香。ウラ将棋崩し界のトップ、鬼塚。ライバルらを制して杏奈は夢を叶えることができるのか!?(たぶん)ドラマとしては世界で初めてマインドフルネスをテーマに描く青春コメディ映画。

出演:えみ、佐々木春穂、東幸太郎、榎木友昭、亀谷知枝、中村日出夫
監督:小西イサオ 脚本:名良之繭子、小西イサオ
テーマソング:「ふたたびゆめ」ビートまりお母 挿入歌:「おたんじょうびのうた」小河畑千鶴子
制作:はぴねす☆ラボ、スタジオグリタ

定員:各回38名(原則、予約制。当日席は若干のみ)
《入場料》 無料(カンパ制です。お好きな金額をカンパしてください)
→ご予約
もしくは、メールで希望日時、お名前をお知らせください。info@koufuku.org

主催:はぴねす☆ラボ 共催:スタジオグリタ


[貸館]第2回 時報映画作品研究会
2018年8月19日(日)13時~17時

ネット上で一部層からの絶大な人気を誇る、幻のアニメ『星の子ポロン』『ガンとゴン』を生み出した映像会社、”時報映画社”が製作したとされる交通教育映画を徹底的に研究&討論。
好評を博した第1回に続き、満を持して第2回を開催!
参考上映あり

参加費:1500円

主催:かねひさ(時報映画作品研究)
お問い合せ:kanehisa877@gmail.com


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。