インタビュー前編では監督の、映画というメディアの技法に信を寄せる姿勢が窺えた。それを積み重ねた結果として、本作独特の手触りが生まれている。後半ではさらにその思考と演出──フレーミング、語り過ぎないこと、扉のモチーフなどに焦点を合わせてみた。
キャバクラで働く青年・サトウはスマートフォンを拾ったことから闇バイトに関わるようになり、秘めていた食人願望を開花させようとする。だが本作のエッセンスは、表面的な猟奇性とは明らかに別のところにある。1996年生まれの監督にお話を訊いた。