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2008 12

安井喜雄。加藤泰を語る
2008年12月28日(日)
映画評論家、山根貞男さんによる連続講座[加藤泰の世界]で取り上げることができなかった作品を年末に総決算するプログラム。日本最低(!?)のプロダクションと言われた宝プロでの作品や、「好色五人女」の映画化に向けたシナリオハンティングやシナリオ執筆の様子を描いた記録映画『加藤泰。映画を語る』、イタリアのペザロ映画祭に参加した加藤泰に密着取材した8ミリ・フィルムなど貴重な映像を大放出します。
 
トーク:安井喜雄(神戸映画資料館館長)
聞き手:北浦寛之(映画研究者)

安井喜雄(神戸映画資料館館長)
やすい よしお。1974年、大阪にプラネット映画資料図書館を設立し、映画フィルムと資料の収集、ならびに上映活動を行う。上映会に加藤泰監督を招いたり、『時代劇映画の詩と真実』(1976、伊藤大輔・著、加藤泰・編)、『映画監督 山中貞雄』(1985、加藤泰・著)などの調査協力のほか、『加藤泰、映画を語る』(1994)を山根貞男と共同で編集した。

北浦寛之(映画研究者)
きたうら ひろゆき。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程在籍。修士論文で加藤泰について論じる。主な著作に、「ワイドスクリーンにおける奥行きを利用した映画演出の美学 ― 加藤泰『幕末残酷物語』のテクスト分析」『映画研究』第2号(日本映画学会、2007年)、「加藤泰研究序説 ― 奥行きを利用した映画の演出について」CMN! no.11がある。

 
 
[関連上映特集] 加藤泰まつり
[関連リンク] 山根貞雄 連続講座 [加藤泰の世界] 報告


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