イベントEVENT

『哲学的なものと政治的なもの:開かれた現象学のために』刊行記念イベント
第2部「友愛・自由・抵抗」
2010年10月2日(土)18:00
戦いの轟きの声を聞き、言葉の力を読み、「よそ者」として排除する論理に歓待と友愛のポリティックスを対置させる。松葉祥一氏の『哲学的なものと政治的なもの』を手がかりにして、ジュネやアルトーなど文学、芸術、そして哲学、政治まで、あらゆる領野において、個人の自由、他者との共存、新たな共同性はいかにして可能かを縦横無尽に語るトークセッション。
18:00~ トーク
      出席者:鵜飼哲(一橋大学教授)
          鈴木創士(作家、翻訳家)
          松葉祥一(神戸市看護大学教授)
     (終了予定19:30)

鵜飼哲
1955年生まれ。一橋大学教授。著書に、『抵抗への招待』(みすず書房)、『応答する力』(青土社)、『主権のかなたで』(岩波書店)など。翻訳書に、ジャン・ジュネ『恋する虜』(共訳、人文書院)、『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』(現代企画室)、『シャティーラの四時間』(インスクリプト、共訳)、ジャック・デリダ『友愛のポリティックス』(みすず書房、共訳)などがある。

鈴木創士
1954年生まれ。作家、翻訳家。 著書に、『アントナン・アルトーの帰還』、『魔法使いの弟子』(現代思潮新社)、『中島らも烈伝』(河出書房新社)など。翻訳書に、アントナン・アルトー『神の裁きと訣別するため』(共訳、河出書房新社)、『アルトー後期集成』(共同監修、河出書房新社、共訳)。エドモン・ジャベス『歓待の書』(現代思潮新社)、ジャン・ジュネ『花のノートルダム』(河出文庫)、アルチュール・ランボー『ランボー全詩集』(河出文庫)など。現代思潮新社「エートル叢書」監修。

《参加費》 500円
*ご予約受付中 info@kobe-eiga.net

主催:神戸映画資料館
協力:青土社
 

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