イベントEVENT

「KOBEデザインの日」記念イベント2011 [映画とブックデザイン]
映画の本を作る_ブックデザインと編集
2011年10月16日(日)13:00(終了予定15:00)
 
  対談 鈴木一誌(ブックデザイン)× 山根貞男(映画評論)
映画とブックデザインをテーマにした、展示・上映・対談の3つのスペシャル企画。
「映画の本を作る_ブックデザインと編集」をテーマにしたスペシャル対談を開催します。
映画評論家・山根貞男氏とブックデザイナー・鈴木一誌氏は、これまで様々な書籍、映画祭カタログなどでパートナーシップを組まれてきました。そのブックデザインと編集の具体的な有り様を語り合っていただきます。どの映画の、どの場面が、なぜ評論の対象となり、どのようにしてデザインされるか、そのプロセスを縦横無尽に論じて頂きます。
 
主な共同制作書籍:
『加藤泰作品集』(1986年、大和書房)
『映画監督 中川信夫』(1987、リブロポート)
『映画を穫る ドキュメンタリーの至福を求めて』(1993年、筑摩書房)
『完本市川雷蔵』(1999年、ワイズ出版)
『阪妻 スターが魅せる日本映画黄金時代 阪東妻三郎生誕100周年記念』(2002年、太田出版)
『映画監督深作欣二』(2003年、ワイズ出版)
ほか、京都映画祭公式カタログなど多数
*同時開催の展示:[映画のデザイン_鈴木一誌の仕事]で、実物を手にとってご覧いただけます。
  
[関連企画]
10月15日(土)・16日(日)
上映会:[本にしたい映画人]
「やくざの詩」「ヨコハマBJブルース」
 
10月7日(金)〜18日(火)[水・木休み]
展示:[映画のデザイン_鈴木一誌の仕事]
 

鈴木一誌(ブックデザイン)
1950年東京生まれ。グラフィックデザイナー杉浦康平のもとで12年間アシスタントをつとめ、85年に独立。〈装幀〉のみならず,書物全体の設計=ブックデザインに関わりつづける。98年、講談社出版文化賞ブックデザイン賞。81年に第1回ダゲレオ出版評論賞を受賞するなど、映画評論やデザイン論を執筆。戸田ツトムとともにデザイン批評誌『d/SIGN』の責任編集者。著書に『画面の誕生』、『ページと力』、『重力のデザイン』、共著に『知恵蔵裁判全記録』、『映画の呼吸』がある。土本典昭と共同で編集した『全貌フレデリック・ワイズマン―アメリカ合衆国を記録する』が今年8月に出版されたばかり。
 
山根貞男(映画評論)
1939年大阪生まれ。映画批評誌「シネマ69」(1969-71)を編集・発行。蓮實重彦とともに海外の映画祭で加藤泰、鈴木清順、成瀬巳喜男の特集に関わる。1986年より始めた「キネマ旬報」での日本映画時評は現在も連載中である。主な著書に『映画狩り』、『映画の貌』、『マキノ雅弘―映画という祭り―』などがあり、『映画渡世』(山田宏一との共編)、『加藤泰、映画を語る』(安井喜雄との共編)、『成瀬巳喜男の世界へ』(蓮實重彦との共著編)などのインタビューや編著が多数ある。

《参加費》 無料
*ご予約受付中 
info@kobe-eiga.net 宛に、お名前、連絡先(電話)、参加希望日を書いてお送りください。
追って予約受付確認のメールを差し上げます。

後援:神戸市

これまでのイベント|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。