イベントEVENT

クラシックコメディの素晴らしい世界をみんなで楽しむ会
第4講コメディ学入門
2013年6月22日(土)15:30〜(終了予定17:30)

クラシック喜劇マニアで作家のいいをじゅんこが、ひと組の喜劇王にテーマをしぼり、みどころ、歴史、笑いのツボなどを楽しく紹介します。レッツ温故知新!
今回のテーマは
「続・3ばか大将」
前回大好評を博した、あの3人が帰ってくる!
 
モー、ラリー、カーリー。おかっぱ頭と、モジャモジャヘアと、坊主頭の、幼児体型のオッサン3人---それが、アメリカの伝説的コメディトリオ「3ばか大将」だ。1934年(昭和8年)から1958年までの24年間、コロンビア社と専属契約して、190本の短編喜劇を撮った。その芸風は、ひたすらに「ドタバタ」。水落ち、パイ投げ、目つぶし攻撃にドツキ合い。現代のカートゥーンやアニメ、ドリフターズ的バラエティの源流であり、スラップスティックの超古典でありながら、決して古びたりせず、いつの時代も見る者のハートを熱くさせる。
 
3人はいつでも全力投球、全力疾走。激しい罵倒とシバき合いの行間に、互いへの無条件の愛がみえかくれする。世界中でいまなお人気を誇り、アメリカでは常にどこかの映画館で3ばか大将映画祭が開かれている。日本でも昭和38年頃テレビ放映され、お茶の間の人気者だった。しかしその後忘れられてしまい、メディアでとりあげられることもまったくない。
 
前回のコメディ学入門では、観客の皆さんから大反響をいただいた。3ばか大将のコメディは、あらゆるボーダーを越境する---それを痛感した2時間だった。熱い要望におこたえして、前回につづきふたたび3ばか大将をとりあげます。ファンの方も、3ばか未体験の方も、ご近所お友だちお誘い合わせの上、ぜひぜひ足をおはこびください。神戸から、3ばか大将復活の波を、みんなで起こそうではありませんか!Nyuk, Nyuk!
 
前回ご来場のお客様の声より
 
「3ばか大将って、とっても愛らしいですね」
 
「カーリー大好き!」
 
「この無意味さ、ナンセンスさが、なんともたまらず、傑作で、ただもう無邪気に笑ってしまった」(映画ライター伊藤久美子)
「団結力とアニメーションばりのチャーミングさに脱帽!」(ものじさんツイートより)
 
「日本で知名度が低いことが不思議」(神戸映画資料館ツイートより)
 
「モーと一緒にパイ投げをするのは、ヘミングウェイと一緒に小説を書くようなものだ」(YouTubeユーザーコメント)
 
「私たちは『見る、聞く、構成する』の3つのルールを守っていた。ネタのテンポを常に見て、メンバーの台詞をよく聞き、ルーティンを頭の中で構成する。大げさにやりすぎないよう、慎重にドタバタを見極めていたんだ」(モー・ハワード)
 
「Nyuk, Nyuk, Nyuk!! Woo-Woo-Woo!!!」(カーリー・ハワード)
 
 共 催 
「サイレント喜劇のすばらしき世界(The Wonderful World of Silent Comedy and more)」(運営:いいをじゅんこ)、神戸映画資料館
[関連上映]サイレント映画鑑賞会
 

《参加費》 1000円
 
*予約受付中
eyanfire@gmail.com まで、参加者様のお名前・ご連絡先(メールアドレスまたはお電話番号)をお知らせください。

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※内容は予告無く変更する場合があります。