クラシックコメディの素晴らしい世界をみんなで楽しむ会
第5講コメディ学入門
2013年9月7日(土)16:30〜(終了予定18:30)
クラシック喜劇マニアで作家のいいをじゅんこが、ひと組の喜劇王にテーマをしぼり、みどころ、歴史、笑いのツボなどを楽しく紹介します。レッツ温故知新!
今回のテーマは
「メイベルに恋して
~無声喜劇のジャンヌ・ダルクたち~」
映画が生まれた頃、そこにはたくさんの女性がいた。もちろん、コメディの世界にも。
サイレント喜劇が生んだ最初の女性スーパースターは、メイベル・ノーマンドだ。メイベルはこれまで、単なるアイドル女優のイメージで語られることが多かった。わずか37年の生涯はさまざまなスキャンダルに満ち、まさに波乱を生きたメイベルだが、近年の研究でコメディエンヌとしての評価が高まっている。チャップリンの恩人としても知られるようになった。
他にも、有名無名を問わず、サイレント喜劇に革命を起こした女性映画人は、大勢いた───女性映画監督第1号でフランス出身のパイオニア、アリス・ギイ。史上初の長編コメディ『醜女の深情け』(1914)に主演した大御所、マリー・ドレスラー。“女チャップリン”の異名をとったアリス・ハウエル。シュトロハイムの傑作『グリード』(1924)で鮮烈な演技を見せたザス・ピッツ。キートンやマルクス兄弟と共演し、才能と美貌を誇りながら、若くして謎の死をとげたテルマ・トッド。そしてマック・セネットの麗しき水着美人たち・・・
次回のコメディ学入門では、無声時代を中心に、クラシック喜劇をリードした女性映画人たちに敬意をささげる。メイベル・ノーマンドを中心に数人をピックアップし、彼女たちが創造した笑いの世界を堪能したい。狂騒の20年代を彩った“フラッパー・ガール”たちのファッションにも大注目!
ゲスト:田中幸恵(ダンサー/NPO法人 DANCE BOX スタッフ)
コリーン・ムーア テルマ・トッド
水着美人
共 催
「サイレント喜劇のすばらしき世界(The Wonderful World of Silent Comedy and more)」(運営:いいをじゅんこ)、神戸映画資料館
《参加費》 1000円
*予約受付中
eyanfire@gmail.com まで、参加者様のお名前・ご連絡先(メールアドレスまたはお電話番号)をお知らせください。