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刊行記念イベント『なぜ哲学するのか?』
ジャン=フランソワ・リオタール著『なぜ哲学するのか?』(松葉祥一訳、法政大学出版局、叢書ウニベルシタス1001)
2014年3月15日(土)16:00〜(終了予定18:00)

フランス現代思想家の中でも特に、哲学、政治、経済、美学など多方面にわたる理論的・実践的活動で広く知られるリオタールが、大学教養課程の学生を対象に行った〈哲学入門〉講義が、50年の時を経て蘇る! その翻訳書の刊行を記念し、訳者である松葉祥一氏が丹生谷貴志氏とリオタールの仕事を中心に〈現代思想〉の真髄を語り合う。〈哲学する〉という実践から、映画を〈する〉ことまで、〈何かをすること〉に真摯に応答するトーク・セッション。
 

松葉祥一
神戸市看護大学教授。メルロ=ポンティをはじめとする哲学思想研究と同時に、身体論、社会共同体論、臨床医学といった領域での実践を通して様々な社会問題の現場とも積極的に関わる。著書に、『哲学的なものと政治的なもの:開かれた現象学のために』(青土社)、『ナースのための実践論文講座』(人文書院)など。翻訳書に、ジョナサン・コール『スティル・ライヴズ』(法政大学出版局、共監訳)、タハール・ベン・ジェルーン『娘に語る人種差別』(青土社)、ジャック・デリダ『友愛のポリティックス』(みすず書房、共訳)などがある。
 
丹生谷貴志
神戸市外国語大学教授。思想、映画、文学と幅広い分野で批評活動を行う。著書に『〈真理〉への勇気:現代作家たちの闘いの轟き』『ドゥルーズ・映画・フーコー』(青土社)、『死体は窓から投げ捨てよ』、『死者の挨拶で夜がはじまる』、『家事と城砦』、(河出書房新社)など。翻訳書に、ジャン・ルイ・シェフェール『映画を見に行く普通の男 映画の夜と戦争』(現代思潮新社)などがある。

共催:神戸映画資料館、法政大学出版局
 
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《参加費》 500円

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