クラシックコメディの素晴らしい世界をみんなで楽しむ会
第8講コメディ学入門 続!バスター・キートン入門
2014年7月12日(土)16:00〜(終了予定18:00)
クラシック喜劇マニアで作家のいいをじゅんこが、ひと組の喜劇王にテーマをしぼり、みどころ、歴史、笑いのツボなどを楽しく紹介します。レッツ温故知新!
今回のテーマは
「続!バスター・キートン入門」
バスター・キートンの宇宙は、果てしがない。
キートンが創造したサイレント・コメディには、中毒性がある。そして、制作から90年近くたったいまも、おどろくほど新しい。
前回の講座で、はじめてキートンをとりあげた。キートンがきっかけでクラシック喜劇の世界に足をふみいれたわたしにとって、観客のみなさんと共にキートンの世界をわかちあうことは、長年の宿願でもあった。
ようやくそれが叶ったという個人的な喜びはおくとしても、「もっとキートンを観たい!」との声を観客の方々から直接聞けたこともまた、至上の喜びだった。キートンの笑いが、時代も空間も超えて、人の心をとらえてはなさぬ力をもっていることを、あらためて痛感することができたのだった。
前回は、「ストーンフェイス(無表情)」「スタントアクション」「映画監督キートン」の3つのキーワードでキートンを紹介した。第二弾では、特に反響の大きかったスタントアクションについて、さらに掘り下げてみたいと思っている。前回語れなかったチャップリン、ロイドとの比較や、キートン映画におけるヒロイン像、シュルレアリストとしてのキートン、キートンギャグの進化の歴史・・・など、多彩な切り口もご用意して、キートンの魅力をとことん語り尽くす講座にしたい。もちろん、前回同様、あっとおどろくレア映像も満載でお送りします。
さらに、うれしい企画が!コメディ学にさきだち、サイレント長編『キートンの蒸気船』(1928)が上映される。なんと、キーボード生伴奏つき!この貴重な上映の機会をぜひお見逃しなく。上映につづいてのコメディ学入門では、『蒸気船』にまつわる裏話や作品分析もたっぷりご紹介する予定だ。
さあ、シュールでキュートなキートン宇宙へ、二度目の旅に出よう。
共 催
「サイレント喜劇のすばらしき世界(The Wonderful World of Silent Comedy and more)」(運営:いいをじゅんこ)、神戸映画資料館
《参加費》 1000円
*予約受付中
eyanfire@gmail.com まで、参加者様のお名前・ご連絡先(メールアドレスまたはお電話番号)をお知らせください。