[終了]神戸と映画 第3回
神戸人に聞く

2013年12月15日(日)
「神戸と映画」をテーマにした定期イベントの第3回。
東北での震災体験の聞き取りから、「聞くこと」を映画制作の柱ととらえ、現在は神戸を拠点に新作を準備中の濱口竜介監督。
彼の「聞くこと」という手法が、神戸の人や場所の新たな相貌に気づかせてくれるかもしれません。
 
13:30〜
第一部 上映
「なみのこえ 気仙沼」
(2013/103分/HD[ブルーレイ上映])
製作:サイレントヴォイス
プロデューサー:芹沢高志、相澤久美
監督:濱口竜介、酒井耕
実景撮影:佐々木靖之 整音:鈴木昭彦
2012年1月から2013年3月に行われた宮城県気仙沼市に暮らす7組11名への対話形式インタビューの記録。
人口が減り続け復興の未来の見えない気仙沼だが、未来への希望を人々は微かに見ようとしている。濱口と酒井は『なみのおと』の方法論を受け継ぎながらもそこに着目し、震災に直接関わる内容を超えて、被災者の過去をも掘り起こそうとする。喋るのが苦手な人にあえてカメラの前で語らせることで、確かに見えてくるものがある。
 
15:40〜
第二部 講座:映画にとって“聞くこと”とは
講師:濱口竜介(映画監督)
上映:濱口竜介監督による神戸人インタビュー1
 

《参加費》無料   《会場》神戸映画資料館

主催:神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会
助成:神戸市「まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成」

※内容は予告無く変更する場合があります。