プログラムPROGRAM

2008年5月31日(土)6月1日(日)
エイゼンシュテイン集
1898年生まれの、ロシアのソ連時代を代表する監督、セルゲイ・エイゼンシュテイン。代表作「戦艦ポチョムキン」と、激動の時代の中、制作に支障をきたし未完に終わった「ベージン草原」の2本立て。
「戦艦ポチョムキン」Броненосец Потёмкин
(ソ連/1925/65分/16mm/サウンド・英語版/日本語字幕無し)
監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン(Sergei Mikhailovich Eisenstein)
乳母車が階段を落ちていく「オデッサの階段」と呼ばれる場面が特に有名な大作。映画の基本的文法であるモンタージュ技法を確立した作品で、「映画の教科書」と見なされるが、スペクタクル映画としての魅力はまったく古びていない。
「ベージン草原」
(ソ連/1937/30分/16mm/日本語字幕あり)
監督・脚本:セルゲイ・エイゼンシュテイン
実際の事件を材に取り、コルホーズに放火した豪農の父親と、それを密告する少年の父子を軸に、古きものと新しきものの葛藤を描こうと企画された作品。しかし、映画は撮影途中で中止になり、未完に終わった。上映するフィルムは、静止映像をもとに再構成したもの。
[料金/2本立て/入替えなし]
会員900円 学生会員・シニア会員700円

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※内容は予告無く変更する場合があります。

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