プログラムPROGRAM

アニメーションの歴史
2008年12月13日(土)・14日(日)
チェコが誇る世界的な人形アニメ作家イジー・トルンカの制作現場と『草原の唄』『善良な兵士シュベイク』『バヤヤ王子』などの名場面を紹介する記録映画を中心に、オブライエンの『ロスト・ワールド』など
映画史上のアニメの名作を集めたプログラム。トルンカの仕事風景を見ることができるだけでも貴重な体験となるであろう。オマケ上映もあり。
「ロスト・ワールド(部分)」The Lost World
(アメリカ/1925/19分[16fps]/16mm/無声/日本語字幕無し)
特殊効果・技術監督:ウィリス・オブライエン(Willis O’brien)
監督:ハリー・O・ホイト
脚本:マリオン・フェファックス
撮影:アーサー・エディソン
出演:ウォーレス・ビアリー、ベッシー・ラヴ、ルイス・ストーン
コナン・ドイルによるSF小説が原作。人形アニメの先駆者としても有名なウィリス・オブライエンが、恐竜に生命を吹き込み、特撮映画の古典とした。今回上映するフィルムはダイジェスト版。
「ルシタニア号の沈没」The Sinking of the Lusitania
(アメリカ/1918/9分/16mm/無声/日本語字幕無し)
監督:ウィンザー・マッケイ(Winsor McCay)
第一次世界大戦中に起きた「ルシタニア号事件」を描く。ウィンザー・マッケイが3年を費やして完成させたペーパー・アニメーションで、2万5千枚の原画が使用されたという。
「イジー・トルンカの仕事」The Puppets of Jiri Trnka
(チェコ[英語版]/1955/26分/16mm/日本語字幕無し)
※日本語訳資料を配付
監督:ブルーノ・ セフランカ
チェコが生んだ人形アニメの巨匠、イジー・トルンカは、ジャン・コクトーに「子供と詩の王国である」と絶賛され、川本喜八郎が師事したことでも知られる。そのトルンカのスタジオでの制作風景を記録した貴重なドキュメンタリー。
 
 
 
 

《料金》3本立て
会員900円 学生会員・シニア会員700円

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。