プログラムPROGRAM

若松孝二が描いた日本の革命
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「赤軍ーPFLP・世界戦争宣言」

2009年2月27日(金)〜3月1日(日)
Aプログラム
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」
(2007/190分/DVCAM)
製作:『実録・連合赤軍』制作委員会 製作・監督:若松孝二 音楽:ジム・オルーク 企画・構成:若松孝二、掛川正幸 脚本:若松孝二、掛川正幸、大友麻子 撮影:辻智彦、戸田義久 美術:伊藤ゲン
出演:坂井真紀、ARATA、地曵豪、並木愛枝、佐野史郎、奥貫薫、大西信満、中泉英雄、伊達建士、伴杏里
1960年代から70年代にかけて日本の体制を揺るがせた学生運動は、連合赤軍が占拠した「あさま山荘」で終わりを告げた。あの時代に、何が起きていたのか。革命戦士を志した若者たちは、なぜ、あそこまで追いつめられていったのか。なぜ、同志に手をかけたのか。なぜ、雪山を越えたのか。なぜ、山荘で銃撃戦を繰り広げたのか。
あさま山荘へと至る激動の時代を、鬼才・若松孝二が描いた本作は、2008年の日本映画ベストテンで、「キネマ旬報」第3位、「映画芸術」第2位を獲得。
Bプログラム
「赤軍ーPFLP・世界戦争宣言」
(1971/71分/DVD[オリジナル16mm])
製作:若松プロダクション 監督:若松孝二、足立正生 共同編集:赤軍(共産主義者同盟赤軍派)、PFLP(パレスチナ解放人民戦線)
カンヌ映画祭への帰途でベイルートへ向かった若松孝二と足立正生が、PFLP、赤軍と共闘し、パレスチナゲリラの「日常」を写したドキュメンタリー。世界革命のためのニュースフィルムであることを目指すため、既存の劇場公開を拒否し、全国各地の大学や工場などで独自の上映運動が行われた。「あさま山荘」で銃撃戦が起きる5ヶ月前に公開された。
オリジナルの16ミリフィルムの状態が悪いため、DVDでの上映です。ご了承ください。
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』のメイキング映像を併映。
 
 

《料金》入れ替え制
1本あたり
一般:1300円 学生・シニア:1000円
会員一般:1000円 会員学生・シニア:900円

《割引》
2プロ目は200円引き

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※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。