プログラムPROGRAM

清水宏の旅【プラネット・シネマテーク】
2009年3月20日(金・祝)〜22日(日)
山中貞雄、小津安二郎、そして溝口健二が天才と呼んだ、清水宏監督。彼の戦後第1作であり、「子ども」と「旅」のテーマが凝縮された『蜂の巣の子供たち』(35ミリのニュープリント)を中心に特集する。映画評論家・藤井仁子氏による講義「ぼくらの伯父さん 清水宏——たったひとりのネオレアリズモ」は、清水宏再評価の新しい視点軸を与えてくれるだろう。
「蜂の巣の子供たち」
ニュープリント(1948/86分/35mm)
監督・脚本:清水宏 撮影:古山三郎 音楽:伊藤宣二
清水監督は戦災孤児を引き取りともに生活をしていたが、その子どもたちを出演させてオール・ロケーションで撮影した自主製作作品。
「奈良には古き仏たち」
(1953/37分/16mm)
監督:清水宏
清水宏のフィルモグラフィーには載っているが、長らく埋もれていて観ることができなかった記録映画。広島の映画配給会社に残存していた16ミリ・プリントを近年譲り受けたもの。他に2作品を併映
 
 

《料金》入れ替え制
1本あたり
会員1200円 学生会員・シニア会員1000円
《割引》
2本目は200円引き

[関連イベント] 映画講座「ぼくらの伯父さん 清水宏——たったひとりのネオレアリズモ」
講師:藤井仁子
(イベントは3/21土のみです)

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。