プログラムPROGRAM
2009 6

[貸館]極北の自主映画が来る!
2009年6月6日(土)・7日(日)
開場18:30〜 上映開始19:00〜

「シネマトグラフ オブ エンパイア」
(2009/51分/DV)
監督・脚本・撮影・編集:木村卓司
出演:沖島勳、高橋洋、ペドロ・コスタ 他
木村卓司とは滋賀県在住の自主映画監督。45才。昨年、映画美学校で行われた初のレトロスペクティブは大反響を呼んだ。『シネマトグラフ オブ エンパイア』それは全宇宙絶滅の危機に映画狂+映画監督軍団が立ち上がる壮大な宇宙大叙事詩。前代未聞! 制作費0円!! 今、映画史上最大の冒険が始まる!! 竹は時なり。松もまた時なり。
 
 
「吉野葛」
(2003/60分/DV)
監督・脚本・編集:葛生賢 出演:大谷美香子
撮影:合田典彦、木田貴裕 録音:原田健太郎 助監督:大田和志
『吉野葛』は蓮實重彦、浅田彰から絶賛された伝説的傑作。遂に待望の初公開。今、世界で最も新しい映画である。葛生賢は東京都在住、39才の自主映画監督。気鋭の映画評論家でもあり、自身のブログcontre champは絶大な人気を誇っている。『吉野葛』はファシズムが台頭しつつあった時代に谷崎潤一郎が夢みたものを物質化する事をテーマに制作された。その突き抜けた様な強靱な繊細さは、かつてのヴィム・ヴェンダースやビクトル・エリセの出現を思わせる。
 
 
葛生賢、木村卓司両監督による上映前の舞台挨拶と、上映終了後のトークあり。
 
主催:木村卓司
   

《料金》1000円


[貸館]サナフィルムフェスタ「マスメディアが伝えないイラクがここにある」
2009年6月7日(日)13:30〜15:30
サナ(光)テレビは、イラクに民衆の衛星テレビ局として世界からの募金を集めて2007年4月誕生しました。
番組は、武力のない自由で平等なイラクの再建をめざし、民衆の文化、労働、教育、子どもなどをテーマにドキュメント、ニュース番組などを放送しています。
通常、アラビア語で放映されていますが、イラク平和テレビ局インジャパンが番組を日本語に翻訳し、吹き替えをしてインターネット配信を行っています。
サナフェスタは大手メディアが伝えないイラクを知り、戦争のない社会をつくるためのオリジナルな映像を発信し、交流しあう場です。
① 砂漠の死のちり(劣化ウラン被害の実情)

② 2008年バクダット-サドルシティ-米軍による空爆被害

③ バッテリー生産総合会社の労働者(廃止に追い込まれる国営企業と労働者の実情)

④ サナテレビ音楽特集番組

⑤ イラク希望のメディア(サナテレビ紹介)
 
  
主催:イラク平和テレビ局 in Japan
   

《料金》大人800円 学生・60歳以上500円


プラネット・アーカイヴズ 2
文化教育映画に見る“昭和” 子ども篇
【プラネット・シネマテーク】
2009年6月13日(土)・14日(日)
神戸映画資料館は、大阪のプラネット映画資料図書館が長年収集してきたフィルムなどの映画資料を収蔵管理しています。これらのフィルム整理作業と並行して上映を行っていこうというのが、この「プラネット・アーカイヴズ」です。
第2回目は、「子ども」をテーマに文化教育映画を集めました。宇野重吉や、成瀬巳喜男作品の常連、中北千枝子などが出演し、劇映画としても見応え十分です。
Aプログラム2本立て
「子どもの四季 善太と三平」
(製作年不明/16mm)監督:若杉光夫 出演:宇野重吉
 
「北海道の子どもたち」
(1961/30分/16mm)監督:古賀正貳 撮影:井上莞 音楽:木下忠司 出演:宇野重吉
Bプログラム3本立て
「わが子もひとの子も 町ぐるみ非行対策」
(1964/30分/16mm)監督:瀬藤祝
 
「思春期の子どもとつきあう方」
(1966/33分/16mm)監督:池田浩郎
 
「子どもの遊び場」
(1966/28分/16mm)監督:吉岡功 出演:中北千枝子
  

《会費》
1プログラムあたり
会員900円 学生会員・シニア会員700円
《割引》
2プログラム目より200円引き


特別篇
日本映画名画鑑賞会
+映画講座 万田邦敏監督による「溝口健二論」

2009年6月21日(日)
13:30〜上映 15:15〜映画講座(終了予定16:15)

  
映画講座が急遽決定しました。
『Unloved』『接吻』と、愛の映画を追求する万田邦敏監督による「溝口健二論」。必見です。
 
上映作品は、当日のお楽しみとさせていただきますが、講座に合わせて溝口健二作品を上映しますので、どうぞご期待ください。
 

万田邦敏(映画監督)
1956年東京生まれ。立教大学在学中は映画サークル、パロディアスユニティで黒沢清らと8mm映画を撮り、『四つ数えろ』(78)などで注目される。PRビデオの演出をしつつ映画雑誌等に映画評の執筆、テレビドラマの演出を経て96年中編『宇宙貨物船レムナント6』で劇場映画監督デビュー。02年の長編第1作『Unloved』は、カンヌ国際映画祭批評家週間に正式出品され、エキュメニック新人監督賞、レイルドール賞をダブル受賞。その後の主な作品に、阪神淡路大震災を描いた『ありがとう』(06)、最新作『接吻』(08)がある。

(会員の皆様からの上映作品タイトルの問い合わせを、上映1週間前より電話・e-mailで受け付けます。会員番号をご確認の上、お問い合せください)
 

《料金》
映画鑑賞
一律:500円

映画鑑賞+講座
一般:1200円 学生・シニア:1000円
会員一般:1000円 会員学生・シニア:900円


[貸館]第三回 懐かしの昭和映画会
記録映画とお楽しみ映画でたどる 懐かしの昭和

2009年6月27日(土)
開場13:30〜 開演14:00〜
終演16:00〜 終演後お茶会(有料)

事前の参加申込が必要です。
参加申込電話番号078-754-8039(神戸映画資料館/水・木休館)
 * 定員になり次第締め切らせていただきます。
 * お電話以外でのご対応はいたしかねます。
 
主催:非営利市民団体 記録映画を見る会
協賛:株式会社カレントストン、株式会社CBC、有限会社国際香料
協力:神戸映画資料館
   

《料金》無料


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。