プログラムPROGRAM

ドライヤー1927/1964
2010年5月21日(金)〜23日(日)
世界映画史においてもっとも偉大な作家の一人であるカール・テホ・ドライヤー。そのサイレント時代の代表作『裁かるゝジャンヌ』(1927)と、遺作『ゲアトルーズ』(1964)を上映する。23日の即興ライブ演奏にもご期待ください。
 
【特別イベント】5月23日(日)即興ライブ演奏付き「裁かるゝジャンヌ」& パフォーマンス 

 
16:00 第一部 デカルコ・マリィー ライブパフォーマンス=音楽と映像とダンス
   ダンス:デカルコ・マリィー 映像:小倉恒夫
   演奏:尾中泰雄(バイオリン、マンドリン)、木内健弘(コントラバス)
        
16:45 第二部 即興ライブ演奏付き「裁かるゝジャンヌ」上映
   演奏:尾中泰雄(バイオリン、マンドリン)、木内健弘(コントラバス)
 
 
【映画上映】5月21日(金)〜23日(日)
 
『裁かるゝジャンヌ』La Passion de Jeanne d’Arc
(フランス/1927/110分[18fps]/サイレント/16mm)
監督・脚本・編集:カール・テホ・ドライヤー
撮影:ルドルフ・マテ
舞台美術:ヘアマン・ヴァルム、ジャン・ユーゴー
出演:ルネ・ファルコネッティ、ウジェーヌ・シルヴァン、モーリス・シュッツ、ルイ・ラヴェ
ドライヤーのサイレント映画の到達点を示す傑作。実際には数ヶ月間にわたって続いた裁判を、ジャンヌ・ダルクが処刑された1日に凝縮して描く。
 
『ゲアトルーズ』Gertrud
(デンマーク/1964/117分/16mm)
監督・脚本:カール・テホ・ドライヤー
原作:ヤルマール・セーデルベルイ
撮影:ヘニング・ベンツセン
音楽:ヨアン・イェアシル
舞台美術:カイ・ラーシュ
出演:ニーナ・ペンス・ローゼ、ベンツ・ローテ、エッベ・ローゼ、ボアズ・オーヴェ
高名な弁護士の妻でありながら、若い作曲家との愛に生きる女性ゲアトルーズを描いたドライヤーの遺作。オリヴェイラをして「『ゲアトルーズ』は最も並外れて勇気ある、より進歩的な現代映画の真の先駆けになった映画だと考えている。」と言わしめた傑作。
 
協力:神戸芸術工科大学、プラネットプラスワン
 

《料金》
[映画鑑賞](当日2本目は200円割引)
会員一般:1000円 会員学生・シニア:900円
 
[生演奏付き上映会(第一部+第二部)]
一般:1500円 学生・シニア:1200円
会員一般:1200円 会員学生・シニア:1000円

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。