プログラムPROGRAM

「淀川長治独演会」DVD発売記念特別上映 淀川長治とチャップリン特集
2011年3月12日(土)・13日(日)
この度、神戸出身の映画評論家、淀川長治さんのワンマン・トークを記録した『淀川長治独演会・わたしの映画愛』『淀川長治独演会・素晴しき哉、映画』が日本コロムビアから2枚のDVDとして発売されました。これを記念し神戸映画資料館では『淀川長治独演会・わたしの映画愛』を特別上映いたします。
これは、1994年10月に早稲田大学大隈講堂で行われた講演で、デビュー前から友人だった黒澤明監督の作品について、子供の頃から敬愛するチャップリン映画の魅力や神戸港でのチャップリンとの会見秘話、『2001年宇宙の旅』『ラストタンゴ・イン・パリ』など映画の魅力が熱く語られます。また淀川長治さんが深く愛したチャップリンの作品を参考上映いたします。
  
Aプログラム
「淀川長治独演会・わたしの映画愛」
(83分/DVD)
淀川流の映画の観方、味わい方が満載の講演ライブ映像。『羅生門』をはじめとする黒澤明監督作品の面白さ、チャップリン映画の観方とその秘話、また問題作『ラストタンゴ・イン・パリ』の映画感覚や、さらにファーストシーンとラストシーンの楽しみ方など、淀川流映画人生が熱っぽく語られる。特に黒澤作品についてのトークは圧巻である。
(1994年10月19日 早稲田大学大隈講堂で収録)
参考上映 「淀川長治のチャップリン・アルバム」
(20分/16mm)
『街の灯』『モダン・タイムス』『独裁者』『殺人狂時代』『ライムライト』『黄金狂時代』などチャップリンの名場面を淀川長治が巧みな話術で語る。1970年代にまとめられたフィルムで「日曜洋画劇場」でお馴染みの淀川節が甦る。
 
 
Bプログラム
「黄金狂時代」The Gold Rush
(アメリカ/1925/91分/サウンド版/16mm)
製作・監督・脚本・音楽:チャールズ・チャップリン
撮影:ローランド・トザロー
出演:チャールズ・チャップリン、ジョージア・ヘイル、マック・スウェイン
ゴールド・ラッシュに湧くアラスカ。一攫千金を夢みる探鉱家のチャーリーは山小屋で指名手配犯と遭遇する…。空腹のあまり靴をゆでて食べるシーンはあまりにも有名。
Cプログラム
「街の灯」City Lights
(アメリカ/1931/87分/サウンド/16mm)
製作・監督:チャーリー・チャップリン
撮影:ロリー・トザロー、ゴードン・ポロック
音楽:アルフレッド・ニューマン
出演:チャーリー・チャップリン、ヴァージニア・チェリル 、フローレンス・リー
浮浪者のチャーリーは街で花売りの盲目の娘と出会い一目惚れ。なけなしのコインで一輪の花を買うが、金持ちの紳士と思いこまれた。その後、娘のために献身するチャーリーの悲哀を見事に描いた傑作。
 

《料金》入れ替え制
1プログラムあたり
一般1200円 学生・シニア1000円
会員1000円 学生会員・シニア会員900円

《割引》
2プログラム目は200円引き

協力:NPO法人古き良き文化を継承する会、日本コロムビア株式会社、岡田喜一郎

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。