第9回ホームムービーの日 in 神戸
まなざしの距離~映像作家にとっての記録とは
2011年10月29日(土)14:00〜(16:30終了予定)
文化映画、映像画家、劇映画と三者三様の映像作家の方に集まってもらい、それぞれの映像作品やホームムービー(記録映像)を上映することで、昔の映像を見て懐かしむだけでなく、映像で世界を「記録」してゆくという営みはどういうものかを考えてゆきたいと思います。
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第一部 本田裕信氏(日本アマチュア映像作家連盟 理事、ドキュメント作品)来場
○ 本田氏 ドキュメント「作品」上映
『神戸、港の祭り』(1960年、7分、8mm)
神戸タワーや花電車が通る光景、元町通で行われた懐古行列や、神戸市役所にあるトーテム
ポール建立の記録映像を収めたフィルムです
『1965年、さよなら神戸市電』(1972年、18分、8mm )
○ 本田氏「ホームム-ビー」上映
『万博親子』(1971年、10分、8mm)
第二部 唐津正樹氏(映画監督、劇映画)来場
○ 唐津氏 ホームムービー上映
『渡辺カヨ再会』(2002年、3分、8mm)
『岡藤テスト』(2002年、3分、8mm)
『唐津の岩倉旅行』(2002年、3分、8mm)
○ 唐津氏 映像「作品」上映
『座子寝』(1999年、3分、VHS→DV)
『団地』(1999年、3分、VHS→DV)
第三部 藤原次郎氏(映像画家、映像詩)来場
○ 藤原氏 映像「作品」上映
『戦車メンの歌』(1975年制作、3分)
○ 藤原氏映像 ホームムービー上映
『戦車メンの歌 アウトテイク』(1975年、3分、8mm→DVD)
○ 藤原氏 映像「作品」上映
『風土樹』(2011年、3分、blu-ray)
第四部 対談「映像作家にとっての記録の価値とは」
登壇者 本田氏、藤原氏、唐津氏
文化映画、映像画家、劇映画、三者三様のスタイルを持ち、なおかつ8mmフィルムの興隆、またその全盛期、そして黎明期と異なる時代を体験してきた映像作家が制作する映像「作品」。それらは「作品」という形で価値を持つ一方、被写体と撮影者との間に流れた時間の記録としての価値を持つものでもあります。そのような「映像作品が持つ価値の二重性」。そういった観点から、各々の映像作家が持つ作品制作に対する姿勢を話しあってもらうことで、映像で世界を記録するという営みやそれぞれが持つ映像(フィルム)に対するメディア観などについて考えてみます。
平成23年10月22日(土曜日)に京都、29日(土曜日)に神戸で開催する「第9回ホームムービーの日」で、上映するフィルムを募集しています。
募集内容: 家庭や地域の記録、自主制作映画など
特に「今」から見ても「昔」の京都や神戸の風景がよく表されているようなフィルムを募集しております。
募集期限: 10月16日(日曜日)まで
形状: 8mm、9,5mmから16mmフィルム(DVD・ビデオは上映しません)
イベントの詳細は「第9回ホームムービーの日」HPをご覧ください。
《参加費》 無料
イベント主催者:『HMD in 京都・神戸』実行委員会
神戸会場世話人:和田泰典
京都会場世話人:安藤葉月・柴田幹太
連絡先:PC:kaurisumaki9◎hotmail.com(◎を@に替えて送信してください)
電話:090-3998-7801
関連イベント:第9回ホームムービーの日 in 京都