「久高オデッセイ ─生章─」
2012年1月20日(金)〜24日(火)11:00〜
神の島、
祈りの島、
沖縄県「久高島」
「久高オデッセイ ─生章─」
(2011年/76分)沖縄映像文化研究所
監督:大重潤一郎
『黒神』『光りの島』『小川プロ訪問記』などの映画で知られ、阪神・淡路大震災を神戸で体験した大重潤一郎が、沖縄県本島東南部に位置し神の島と言われる久高島の祭事や神事を中心とした日常を描いたドキュメンタリー。
琉球開闢(かいびゃく)の地とされ神聖視される久高島では数多くの祭事が執り行なわ れる。ノロ(祝女のこと)が行う祭事や、97歳の祝い事「カジマヤー」といった普段見ることのできない貴重な光景をはじめ、島の日常、子どもたちの遠足や学校行事、イラブー(海ヘビ)漁とその加工の様子などありふれているようでどこか厳かな雰囲気を感じる生活模様が収められている。そして、場面をつなぐ久高島の自然、海・林・畑が見るものを魅了する。
2006年の前作『久高オデ ッセイ(第一部)』の続編と位置づけらる作品で、脳出血に倒れ電動車椅子に乗って島々を回りながらカメラを回し続けた大重監督による執念の最近作。今年9月に沖縄の桜坂劇場で2週間ロードショウの成功に続く待望の神戸公開である。
《料金》
一般1200円 学生・シニア1000円
会員1000円 学生会員・シニア会員900円