プログラムPROGRAM

ロシア・ソヴィエト映画 連続上映
第5回 SF大国2

2013年11月9日(土)・10日(日)
「火を噴く惑星」
(1961/83分/35mm)
レニングラード科学普及映画スタジオ
監督:パーヴェル・クルシャンツェフ
原作:アレクサンドル・カザンツェフ
脚本:アレクサンドル・カザンツェフ、パーヴェル・クルシャンツェフ
撮影:アルカージー・クリモフ
出演:ウラジーミル・エメリヤノフ、ゲオルギー・ジジョーノフ、ゲンナジー・ヴェルノフ
1957年のソ連のスプートニク1号の打ち上げ成功により、宇宙への夢が高まった1961年に作られた宇宙冒険SF。現実には金星の環境が未知であった時代だが、国際調査隊が金星に降り立ち、そこで謎の宇宙生物に襲われるという物語を、空想豊かに造形された宇宙船や怪獣とともに描いたカルト作品。
 
 
「エバンス博士の沈黙」
(1973/90分/35mm)
モスフィルム
監督・脚本:ブディミール・メタリニコフ
撮影:ユーリー・ソコル
出演:セルゲイ・ボンダルチュク、ジャンナ・ボロトワ、オリゲルト・クロデルス、イリーナ・スコブツェワ
人間の寿命を延ばす研究をしているエバンス博士が、飛行機事故に遭う。異星人により救出されるた博士をふくむ8人の乗客たち。自分の研究に異星人の科学を役立てようと考える博士だが、宇宙船が軍から攻撃を受け、異星人は救出した地球人たちの記憶を消して地球へ戻す。エバンス博士の記憶を除いて……。
 
 
「ピルクスの審問」
(1979/100分/35mm)
タリンフィルム=プリズマト(ポーランド)
監督:マレク・ペストラク
原作:スタニスワフ・レム
脚本:マレク・ペストラク、ウラジミール・ワルツキー
撮影:ヤヌシ・バウロフスキー
出演:セルゲイ・デスニッキー、ボレスラフ・アバルト、ウラジミール・イワショフ、アレクサンドル・カイダノフスキー
ロボット開発でしのぎを削る民間企業が、アンドロイドの能力を試す目的で宇宙船に人間の飛行士に紛れ込ませる。クルーの誰がアンドロイドなのか、航海中につきとめようとするピルクス船長だが……。スタニスワフ・ レムの短編連作集『宇宙飛行士ピルクス物語』の一編「審問」をアクション性を盛り込み映画化した作品。
 
 
主催:神戸映画資料館、アテネ・フランセ文化センター
協力:ロシア映画社
 

《料金》入れ替え制
1本あたり
一般1200円 学生・シニア1000円
神戸プラネットシネマ倶楽部会員1000円 学生・シニア会員900円
アテネ・フランセ文化センター会員1000円

《割引》
当日に限り2本目は200円引き

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。