プログラムPROGRAM
2017 1

神戸クラシックコメディ映画祭2017
2017年1月7日(土)〜9日(月・祝)
 

Aプログラムショート・コメディのマエストロ
hauntedspooks01「化物退治」Haunted Spooks
(1920/29分[16コマ]/16mm)◎
ロリン・フィルムズ=パテ・エクスチェンジ作品
製作:ハル・ローチ
監督・脚本:アルフレッド・J・グールディング、ハル・ローチ
出演:ハロルド・ロイド、ミルドレッド・デイヴィス、ウォーレス・ハウ

「なかなか冴えてる」Crazy Like a Fox
(1926/32分[16コマ]/16mm)
crazy_like_a_fox01ハル・ローチ・スタジオ=パテ・エクスチェンジ作品
製作:ハル・ローチ 監督:レオ・マッケリー
監修:F・リチャード・ジョーンズ
脚本:H・M・ウォーカー、チャールズ・アルフィン、チャーリー・チェイス
出演:チャーリー・チェイス、マーサ・スリーパー、ウィリアム・V・モング

「デブ君の漂流(旧題:デブと海嘯)」
Fatty and Mabel Adrift (1916/39分[16コマ]/16mm)
キーストン・フィルム・カンパニー=トライアングル・ディストリビューティング作品
製作:マック・セネット 監督・脚本:ロスコー・アーバックル
出演:ロスコー・アーバックル、メーベル・ノーマンド、アル・セント・ジョン、犬のリューク、フランク・ヘイズ、ウェイランド・トラスク

独自のキャラクター性を模索する姿が初々しいハロルド・ロイド作品。若き日のレオ・マッケリー監督が最も尊敬していたという夭折のコメディアン=チャーリー・チェイスとの最強タッグ作品。そして、抒情的な画面創りとスラップスティックを調和させた伝説のコメディアン=ロスコー・アーバックル初期の傑作(1980年代末に発見・復刻されたノーカット染色版)を組み合わせた豪華三本をここに! 幻惑と様式美を贅沢に堪能する無声映画の至宝プログラムです!(新野)

 

Bプログラムローレル&ハーディ
flying_deuces01「天国二人道中」The Flying Deuces
(1939/68分/トーキー/16mm)◎
ボリス・モロス・プロダクション作品
監督:A・エドワード・サザーランド
撮影:アート・ロイド
脚本:ラルフ・スペンサー、ハリー・ラングドン
出演:ローレル&ハーディ、ジーン・パーカー、レジナルド・ガーディナー

2016年の《新春コメディ宝箱》で一躍人気者になったローレル&ハーディが、長編作品で帰ってくる! やせのスタンとふとっちょオリーの極楽コンビはパリで楽しい休暇中。オリーは美しいパリジェンヌに恋をするもあっさりフラレてしまう。「傷心を忘れるなら軍隊がイチバン」と外人部隊に入隊するふたりだったが…。
ローレル&ハーディらしいノンシャランな物語とスラップスティックが絶妙に融合した後期の傑作。クライマックスの飛行機アクションなどそれまでの作品にはない大規模な視覚ギャグに大笑いさせられる。ミュージカルシーンではオリーが美声を聴かせ、スタンが軽快に踊る。名コンビぶりに酔い痴れて、お正月からまさに極楽気分! 脚本にハリー・ラングドンが参加している。(いいを)

 

Cプログラム100歳映画
fatty_butcher01「デブ君の女装」The Butcher Boy
(1917/33分[16コマ]/16mm)
コミック・フィルム・コーポレーション=パラマウント・フェイマス・プレイヤーズ・ラスキー作品
製作:ジョゼフ・M・スケンク
監督・脚本:ロスコー・アーバックル
出演:ロスコー・アーバックル、アル・セント・ジョン、ジョセフィーヌ・スティーブンス、バスター・キートン、犬のリューク

「ポリドールvs.日本人」Polidor e il giapponese
(1917/10分[16コマ]/16mm)
polidor01ティベル社作品
監督:フェルディナンド・ギラウメ(フェルディナン・ギョーム=ポリドール)
出演:ポリドール、マティルデ・ギラウメ、トモシロー・マツモト

「ガッスルの潜水艇」The Submarine Pirate
(1917/37分[16コマ]/16mm)
キーストン・フィルム・カンパニー=トライアングル・ディストリビューティング作品
製作・脚本:マック・セネット
監督:チャールズ・アヴェリー、シド・チャップリン
出演:シド・チャップリン、フィリス・アレン・グレン・カヴェンダー

「雨中の逃亡」Teddy at the Throttle
(1917/30分[16コマ]/16mm)◎
キーストン・フィルム・カンパニー=トライアングル・ディストリビューティング作品
製作:マック・セネット 監督:クラレンス・G・バジャー
出演:ボビー・ヴァーノン、グロリア・スワンソン、ウォーレス・ビアリー、犬のテディ

1917年は、映画産業が迎えた最初の大転換期にあたります。動乱の世界情勢を背景に、「写真や演劇の従弟」の類と見られていた映画が、「臨場感と時空間をまるごと再生できる表現手段」に急成長し、新たな大衆芸能として娯楽の王様になりました。そして、映画は卑近なエンタテインメントながらも、文芸化、大作化の潮流が湧き起こります。こうして活況を呈する映画産業ですが、第一次世界大戦を境に、その中心地はヨーロッパ(疲弊したフランスやイタリア)からアメリカ(新興のハリウッド)に移行し、やがて観客の嗜好を反映して、映画(声のない芝居)における「仰々しいジェスチャー」は「日常的な所作」へと方向転換します。当プログラムでは、映像表現の原点となる喜劇から、その100年前の大転換期を再考察してみようと、映画史に埋もれた問題作・名作・珍作を選んでみました。

『デブ君の女装』は、コメディアンの伝統芸“女装”を活かした佳品で、何とバスター・キートンの銀幕デビュー作!『ポリドールvs.日本人』は、欧米に並び列強国となったアジアの小国ニッポンを茶化した珍作で、ダダイズム勃興の時代背景を考えるとシッチャカメッチャカな展開も納得できる!? 『ガッスルの潜水艇』は、1915年に発表された作品を、1917年のドイツ軍・Uボートによる通商破壊から第一次大戦にアメリカが参戦した事により、改めてマック・セネットが再編集したアメリカ海軍協力のドタバタ劇! 『雨中の逃亡』は、若きグロリア・スワンソンが美貌のヒロインを演じる、“元祖”勧善懲悪ロマンティック・コメディ! さてさて、スペクタクル性とドラマツルギーの“大転換期”を再考察するプログラム、とくとご覧あれ!(新野)

 

Dプログラム激レア・キートン1
spite_marriage01「キートンの結婚狂」Spite Marriage
(1929/73分[24コマ]/16mm)
M.G.M.=エドワード・セジウィック・プロダクション作品
製作:バスター・キートン、エドワード・セジウィック
監督:エドワード・セジウィック、バスター・キートン(ノン・クレジット)
原作:リュー・リプトン 改作:アーネスト・パガーノ
脚本:リチャード・スカイヤー
撮影:レジー・ラニング 美術:セドリック・ギボンズ
メイク:モンテ・ウェストモア
出演:バスター・キートン、ドロシー・セバスチャン、エドワード・アール、リリア・ハイムズ、ウィリアム・ベッチェル、ハンク・マン

長年連れ添った家族同様のスタッフたちと訣別し、M.G.M.の専属スターとなって作られた、キートン最後のサイレント作品。晩年にキートンは、製作サイドより即興的なパントマイムやアクロバットを封印された事で凡作に陥ってしまったような事を語っておられましたが、何をおっしゃいますか! 映画史に於いても、まぎれもない特級作品の完成度ですゾ! しかも本作のギャグを支えていたのは、のちの『硫黄島の砂』のカメラマン、『オズの魔法使』の美術、『風と共に去りぬ』のメイクなど、M.G.M.が誇る優秀なスタッフたち!

復刻ニュー・プリント・伴奏付き日本初公開!
かつてはキートンの研究書などに「M.G.M.にはプリントが現存せず、ネガも修復不能のために再上映は永遠に不可能」とされていた作品で、アルゼンチンの個人コレクター・故エンリク・ブッシャール(英語発音ではエンリック・ブーチャード)氏が所有する1929年初公開時の劣化したプリントだけが、唯一の研究向け資料とされていた。今回上映のプリントは、1990年代にアメリカのメディア王テッド・ターナー氏が莫大な費用をかけて、M.G.M.所蔵のネガを復刻したニュー・ヴァージョン! まさにキートンの映画デビュー100周年を飾る超目玉!お見逃しなく!(新野)

 

Eプログラム激レア・キートン2
playhouse01「即席百人芸(別題:一人百役)」The Play House
(1921/30分[16コマ]/16mm)
ジョゼフ・M・スケンク・プロダクションズ=ファースト・ナショナル作品
製作:ジョゼフ・M・スケンク
監督・脚本:エドワード・E・クライン、バスター・キートン
撮影:エルジン・レスリー 美術:フレッド・ガブリー
出演:バスター・キートン、ヴァージニア・フォックス、ジョー・ロバーツ

「早撮りレスターの勝利」The Triumph of Lester Snapwell
(1963/21分/トーキー/16mm)
イーストマン・コダック=コダック・インフォメーショナル・フィルム作品
監督:ジェイムズ・カールホーン 脚本:ラルフ・バートン
出演:バスター・キートン、シグリッド・ネルソン、ニナ・バレラ

機械マニアにして特殊効果に研究熱心であったキートンの、才気煥発の初期作品。よくぞここまで! と感心する間もなく笑いの渦へと巻き込まれる。溢れるキートン、若きキートン、沢山のキートンをご堪能あれ♪♪♪ さらに、コダック製品の宣伝として製作された、愉快でキュートな老キートン主演の珍作。無声映画へのオマージュがちりばめられた作風が微笑ましい総天然色PR映画!(新野)

 

Fプログラムコメディエンヌ特集
danger_girl01「水の妖精」The Water Nymph
(1912/11分[16コマ]/16mm)
キーストン・フィルム・カンパニー作品
監督:マック・セネット
出演:メイベル・ノーマンド、水着美人、フォード・スターリング

「チーズ戦争」A Strong Revenge
(1913/15分[16コマ]/16mm)
キーストン・フィルム・カンパニー作品
監督:マック・セネット
出演:マック・セネット、フォード・スターリング、メイベル・ノーマンド

「危険な娘」The Danger Girl
(1916/30分[16コマ]/16mm)
キーストン・フィルム・カンパニー作品
監督:クラレンス・C・バジャー
出演:グロリア・スワンソン、ボビー・ヴァーノン

hold_your_breath01「息を殺して」Hold Your Breath
(1924/48分[16コマ]/16mm)
クリスティ・フィルム・カンパニー作品
監督:スコット・シドニー
脚本:フランク・ローランド・コンクリン
出演:ドロシー・デボア、ウォルター・ハイアーズ、マックス・デイヴィッドソン

「つらあて」A Busy Day
(1914/6分[16コマ]/16mm)
キーストン・フィルム・カンパニー作品
監督・脚本:チャールズ・チャップリン 撮影:フランク・D・ウィリアムズ
出演:チャールズ・チャップリン、マック・スウェイン、フィリス・アレン

アメリカ初の女性大統領はいまだ誕生しない。しかし映画界には100年以上前から多くの「喜劇の女王たち」がいた!特に、才能発掘に長けていた大プロデューサーマック・セネットが世に送り出したコメディエンヌは数知れない。今回は彼が設立したキーストン社の1910年代の作品を中心に、コメディエンヌの魅力のつまったレアな作品をそろえてみた。
喜劇界のミューズ、メイベル・ノーマンド。元祖AKB48的(?)アイドルユニット「水着美人」。グロリア・スワンソンの短編には『サンセット大通り』の原点が垣間見える…か!? 20年代の作品『息を殺して』はハロルド・ロイドの『要心無用』にインスパイアされたもの。高層ビルアクションに果敢に挑むドロシー・デボアにご注目。女装姿で暴れまくるチャップリンが加わったのはご愛嬌。女装は英国の寄席(ミュージックホール)の伝統芸で、その歴史はモンティパイソンの「ペッパーポット」や現代の英国シットコムまで脈々と受け継がれている。(いいを)

 

kurakome2017omote◎以外はすべて喜劇映画研究会所蔵作品

プログラム解説:新野敏也(喜劇映画研究会)、いいをじゅんこ

 

 

 

 

ピアノ演奏付き上映
1月8日(日)Dプロ、Cプロ 演奏:天宮遥
1月9日(月・祝)Aプロ、Fプロ 演奏:鳥飼りょう

1月9日(月・祝) コメディ学入門 クラコメ特別編
講師:いいをじゅんこ(クラシック喜劇研究家) ■参加費 500円
クラシックコメディなう!2016-2017
2016年1月の「新春コメディ宝箱」から1年。2017年酉年は「神戸クラシックコメディ映画祭」と銘打って新たなスタートを切る。今回のコメディ学入門特別編では、3日間の映画祭をふりかえっての総括と、クラシックコメディの豊かさやその意義についてあらためて考えたい。また、ここ1、2年の間に新たにフィルムが発掘・修復されたコメディ映画や、現在進行中のさまざまなプロジェクトを紹介して、世界のアーキビストたちの活躍に敬意を表することにする。
「クラシックコメディ」とは、映画史の鉱脈の奥深くに埋もれながら、今なお強い輝きを放ち生き続ける「永遠の原石」なのである。ひとりでも多くの人とその輝きをわかちあえる幸福を感じながら、3日間の映画祭をわたしも心から楽しみたい。

新年会 & クラシック喜劇総選挙結果発表
1月9日(月・祝)18:30ごろ〜(終了予定20:30)
最終日の上映終了後に新年会を予定しております。お時間のある方は気軽にご参加ください。

今回もやります、クラシックコメディ総選挙!酉年のセンターをとるのはどのコメディアン?ぜひお気に入りを見つけて一票を投じて下さい。映画祭終了後の新年会にて開票予定。選挙結果は後日ネット上でもお知らせします。

会費:1000円(おつまみ程度をご用意)*差し入れ大歓迎
会場:神戸映画資料館カフェスペース

喜劇映画研究会
1976年11月6日(土)に東京都渋谷区立広尾中学校の文化祭にて、二年生の小林一三(現在はケラリーノ・サンドロヴィッチ)の行なったチャップリン上映会が起源となる。1984年より新野敏也が中興の祖となって改組、「文化啓蒙と社会貢献」「伝統の継承と再発見」を大義名分に、欧米の喜劇映画史を網羅したフィルム・コレクションと関連資料による自主企画イベントを開催、学校、各種メディア、公共機関、映画祭などでも執筆、講演、企画協力を行なっている。今日までに『サイレント・コメディ全史』『〈喜劇映画〉を発明した男 帝王マック・セネット、自らを語る』を発刊、青息吐息で悶絶しながらも、2026年の設立50周年を目指している。
→公式サイト

 
→facebook
 

20年代風モボ・モガファッションでご来場の方に1ドリンク券を進呈します。ロイド眼鏡、山高帽子などモボ・モガなりきりを宣言すれば何でもOK! 着物も大歓迎! 初詣、成人式のお帰りにぜひお越しください♪

《料金》入れ替え制
一般1200円 学生1000円 会員1000円
演奏付き上映[一般1400円 学生1200円 会員1200円 *招待券のご利用不可]
*当日に限り2プログラム目は100円割引
会員限定フリーパス 6000円(10枚限り/売り切れ次第終了/コメディ学入門も使用可/新年会会費は別)

主催:古典喜劇映画上映委員会


ロシア・ソヴィエト映画 連続上映
第19回 ソヴィエト・ウエスタン

2017年1月21日(土)・22日(日)
1970年代に作られたソ連版 “西部劇” 二作品を上映。

「七発目の銃弾」Седьмая пуля
(1973/84分/35mm)ウズベクフィルム
nanahatsu01 nanahatsu02
監督:アリ・ハムラーエフ
脚本:フリードリヒ・ゴレンシュテイン、アンドレイ・コンチャロフスキー
撮影:アレクサンドル・パン、ハサン・ファイジーエフ
音楽:ルミーリ・ヴィリダーノフ
出演:スイメンクル・チョクモーロフ、ディロロム・カムバーロヴァ、タルガト・ニグマトゥーリン
1920年代、中央アジアに権力を樹立しようとするソヴィエト政権は、“バスマチ(中央アジアのムスリム)”の攻撃を受けていた。捕虜となった部下の救出のため、主人公はわざと敵に捕まる。ソヴィエト・ウエスタンの代表作の一つで、バスマチは典型的な反革命の悪役としてよく登場した。ただし、ソ連崩壊後は一種の民族独立運動として再評価が進んでいる。

 

「光と影のバラード」Свой среди чужих, чужой среди своих
(1974/95分/35mm)モスフィルム
hikaritokage01 hikaritokage02
監督:ニキータ・ミハルコフ
脚本:エドゥアルド・ヴォロダルスキー、ニキータ・ミハルコフ
撮影:パーヴェル・レベシェフ
音楽:エドゥアルド・アルテミエフ
出演:ユーリー・ボガトィリョフ、アナトーリー・ソロニーツィン、セルゲイ・シャクーロフ、アレクサンドル・ポロホフシコフ、ニコライ・パストゥーホウ
1920年代初頭、ロシア革命によりソ連が成立するも国内戦の戦火が治まらぬ混乱の時代、革命を担って死闘を繰り広げる男たちを描いたアクション映画。赤軍兵士らが護送する金塊をめぐり、白軍や無政府主義者たちが入り乱れて激烈な争奪戦が展開する。列車強盗あり、銃火戦ありのソ連版 “西部劇”。『太陽に灼かれて』(1994)や『シベリアの理髪師』(1998)で知られるニキータ・ミハルコフ監督の長篇第一作。

 

主催:神戸映画資料館、アテネ・フランセ文化センター
協力:ロシア映画社

《料金》入れ替え制
1本あたり
一般1200円 学生・シニア1000円
神戸プラネットシネマ倶楽部会員1000円 学生・シニア会員900円
アテネ・フランセ文化センター会員1000円
《割引》
当日2本目は200円引き


神戸大学・国際文化学研究科の研究プロジェクト
映画/ファッション/食

多様な研究者が集まる神戸大学・国際文化学研究科の研究プロジェクトとして開催する2日連続の公開研究会。1日目は「映画とファッション」というテーマで、衣装から日本映画の魅力を読み解くトークと上映。2日目は「映画と食」をテーマに、アメリカ、日本、イタリアの映画を解明する。当日の会場では、たかぎみき氏のイラストの展示も実施。

司会:板倉史明(国際文化学研究科准教授)

 

©日活

©日活

映画とファッション
2017年1月28日(土)

13:30~ トーク
たかぎみき(ホームページ「キネマ洋装店」店主)

14:30~ 上映
『街燈』

(中平康監督、日活、1957年、91分、35mm)
フィルム提供:東京国立近代美術館フィルムセンター

上映終了後、ディスカッション(16:30終了予定)
たかぎみき、朝倉三枝(国際文化学研究化准教授)、板倉史明

たかぎみき イラスト展

たかぎみき イラスト展

 

映画と食
2017年1月29日(日)

13:30~ 講演「アメリカン・ホラーと人肉食——食肉の視点から」
小澤卓也(国際文化学研究科准教授)

14:15~ 講演「屠畜と日本映画」
岡田尚文(学習院大学大学院助教)

15:15~ 講演「イタリア映画における食」
中島梓(立命館大学非常勤講師)

16:00~ ディスカッション(16:30終了予定)

 

《参加費》 無料

協力:東京国立近代美術館フィルムセンター

企画:神戸大学大学院国際文化学研究科 国際文化学研究推進センター 研究プロジェクト 「領域横断的映画研究の推進」(代表者:板倉史明)


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。