公開研究会
[貸館]ゾンビ研究の最前線 ── “恐怖”の見方と考え方
2018年3月31日(土) 13:00〜19:00
13:00〜
「食人ゾンビの誕生とその時代背景──アメリカ映画『私はゾンビと歩いた』と 『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の比較から」
小澤卓也(神戸大学)
ゾンビはなぜ人を喰らうようになったのでしょうか。今回上映される2作品を例に、激動のアメリカ社会と発展し続けるホラー映画の歴史的な互換関係からその起源について考えてみましょう。
14:10〜15:13
映画上映『私はゾンビと歩いた』
(I Walked with a Zombie、1943年、63 分、16mm)日本語字幕付
15:25〜16:10
「ゾンビの性質の変化から見る現代社会──喰らう!感染する!!ダッシュする!!!」
岡本健(奈良県立大学)
ハイチのヴードゥー教に端を発した「ゾンビ」。映画に音楽、ゲームにと、様々なメディアで描かれるにつれ、その性質は変化してきました。人を食べ、感染し、今や全速力で走りだす「ゾンビ」。そこから現代社会のどのような特徴が見てとれるか、解説します。
16:20〜17:56
映画上映『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』
(Night of the Living Dead、1968年、96 分、16mm)日本語字幕付
18:10〜19:00
ディスカッション
《参加費》無料 《会場》神戸映画資料館
主催:神戸大学国際文化学研究推進センター研究プロジェクト「映像メディアにおける注意と情動に関する領域横断的研究」(研究代表者:板倉史明)