プログラムPROGRAM

続・新東宝ピンク映画 ラスト・フィルム・ショー in 神戸 vol.2
“A History of Pink~昭和から平成へ~”

2018年8月4日(土)・5日(日)

“A History of Pink~昭和から平成へ~”と題し、昭和40年代から平成にかけて製作された作品群、とくに今年のベルリン映画祭で特集が組まれた国映の朝倉大介プロデュース作品を軸にシリーズでお届けする。

今回はいまおかしんじ監督、林由美香主演の『たまもの』ほか、2000年代の秀作3本を上映。

8月4日(土) いまおかしんじ監督 来館 (予定)

 

「ピンサロ病院3 ノーパン診察室」(プリントタイトル『ノーパン風俗 しゃぶる!』)
(2001/62分/35mm)新東宝映画
監督:渡邊元嗣 脚本:中野貴雄
撮影:飯岡聖英 照明:東海林毅
出演:黒田詩織、西藤尚、工藤翔子、奈賀毬子、ジミー土田、十日市秀悦

風俗嬢モンローはフェラチオで病気やインポを治しコスプレピンサロで一躍人気者に。実は彼女は天使で大悪魔の六剣郎が彼女を狙っており…。渡邊元嗣監督の痛快娯楽作。脚本は近年「ウルトラマン」シリーズで活躍する中野貴雄。急逝したジミー土田が絡みありで出演した最後の新東宝作品。

 

「たまもの」(プリントタイトル『タマもの 突きまくられる熟女』)
(2004/64分/35mm)国映・新東宝映画
監督・脚本:いまおかしんじ 企画:朝倉大介
撮影:鈴木一博 編集:酒井正次
出演:林由美香、吉岡睦雄、華沢レモン、栗原良、伊藤清美

35才でプロボーラーを目指す愛子はひょんなことから郵便局員の良男と出会い恋におちる。孤独で傷ついた心をもつ女の愛と欲望を奇才いまおかしんじ監督がときにユーモアをまじえつつ痛切な哀感をこめて描き出した。2005年に世を去った女優林由美香のピンク映画における代表作。

 

「官能病棟 濡れた赤い唇」
(2006/62分/35mm)
国映・インターフィルム・新東宝映画
監督・脚本:橋口卓明 企画:朝倉大介
撮影:中尾正人 特殊メイク:織田尚
出演:麻田真夕、藍山みなみ、華沢レモン、風間今日子、葉月螢、酒井あずさ

女性編集者の洋子は口裂け女が出ると噂される廃墟の取材を始めるが…。伝染する口裂け女の呪いを追って展開するエロスと恐怖の連鎖。塚本晋也作品などで活躍する織田尚が特殊メイクを担当。ピンク映画であると同時に本格的ホラーでもあるという不可能を可能にした橋口卓明監督の力作。

 

協力:ぴんくりんく

《料金》入れ替え制1本あたり
一般1200円 学生1000円 会員900円
《割引》当日2本目は200円引き
《プレゼント》1日2作品以上のご鑑賞者に、ピンクリンク編集部による冊子「ピンク全新作 2002-2003」、またはピンク映画月刊誌「ZOOM-UP」80年3月号(再入荷)、または新東宝ピンク映画ポスターをプレゼント。いずれも無くなり次第終了。[提供:ぴんくりんく]

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。