プログラムPROGRAM

『キュクロプス』
2019年7月5日(金)〜16日(火) [水・木休映]

「キュクロプス」
(2018/108分/ブルーレイ上映)
製作・監督・脚本:大庭功睦
撮影:川野由加里 照明:中村晋平
美術:矢野浩加 録音:加来昭彦 音楽:永島友美子
衣裳:白石敦子 ヘアメイク:金森麻里 編集:松本健作
音響効果:大河原 将、楳内日呂睦 VFX:田中貴志
制作部:澤井克一、佐藤大輔 助監督:桜井智弘
プロデュース:石塚紘太

出演:池内万作、斉藤 悠、佐藤貢三、杉山ひこひこ、あこ、島津健太郎、山中良弘、中野 剛、ディーゴ、新庄 耕

復讐に取り憑かれた一つ目の男キュクロプス
その目に映る真実とは──。

物語は、妻とその愛人を殺害した罪で14年の服役を終えた男・篠原が、事件が起きた街へ帰ってくる場面で幕を開ける。篠原の目的は、妻を殺した真犯人に復讐すること。
フランスの著名な画家オディロン・ルドンによる「キュクロプス」にモチーフを得たこの作品は、濡れ衣で投獄された男の復讐を軸にしたノワール映画であり、製作・監督・脚本を務めた大庭功睦による自主製作映画である。
国内初上映となったのは、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」。上映後、「自主製作映画の域を超えている」「先が読めない展開に釘付けになった」などと高い評価を集め、シネガーアワードと北海道知事賞の2賞を同時受賞するという快挙を達成した。
また、 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018の国内長編部門、ドイツで開催された日本映画祭Nippon Connection 2018のNippon Visions 部門、オランダにて開催されたCAMERA JAPAN 2018にて上映されるなど、各映画祭で評価され、その注目を高めている。

ストーリー
妻とその愛人を殺害した罪により、14年の服役を終えた男・篠原(池内万作)が、事件が起きた町に戻ってきた。彼の目的は、妻を殺し自分を罠にはめた真犯人に復讐することーー
篠原は、事件の捜査を担当した刑事・松尾(佐藤貢三)と、その情報屋・西(斉藤 悠)の協力を得、真犯人がヤクザの若頭・財前(杉山ひこひこ)であることを知る。早速、財前殺害に向け、西の手ほどきを受けつつ銃撃の訓練を始める篠原。同時に、事件の記憶が蘇り、悪夢に苛まれ、亡き妻の亡霊との邂逅に安らぎを見出す篠原であった。
ある日、篠原は、ふらりと立ち寄ったバーで、亡き妻に瓜二つの女性・ハル(あこ)と出会う。一度目は、逃げるように店を後にした篠原だが、それ以降、事態は思わぬ方向に転がり始める。

→公式サイト

《料金》
前売:1200円
一般:1800円 大学・専門学校生:1500円 中高生:1000円
シニア:1100円 会員:1100円

*初日サービスDAY 1100円

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。