プログラムPROGRAM

最終章・新東宝ピンク映画 ラスト・フィルム・ショー in 神戸 vol.1
1980年代篇

2019年6月29日(土)・30日(日)

ご好評をいただきましたシリーズも最終章となります。名古屋で保管されていたプリントから6作品をセレクトし、3回に渡って上映します。

今回は1980年代に製作された2作品、若き大杉漣の演技が光る滝田洋二郎監督の傑作サスペンス『連続暴姦』と、ケン玉とセーラー服で一世を風靡したあの人気ドラマをパロディ化した渡邊元嗣監督の『ねらわれた学園 制服を襲う』。

 
「連続暴姦」

(1983/60分/35mm)新東宝映画
監督:滝田洋二郎 脚本:高木功 撮影:佐々木原保志 照明:守田芳彦 編集:酒井正次 助監督:桜田繁
出演:大杉漣、織本かおる、麻生うさぎ、末次真三郎、竹村祐佳、佐々木裕美、螢雪次朗

十三年前に姉を殺害したレイプ犯に戦いを挑む女性の姿を描いた傑作サスペンス。当時のズームアップ映画祭ベストテン第一位に輝いた、いまや日本映画の重鎮となりつつある滝田洋二郎監督の若き日のパワフルかつ野心的な傑作。レイプ犯を演じたデビュー間もない頃の大杉漣の体当たり演技は必見もの。

 

「ねらわれた学園 制服を襲う」(プリントタイトル『ねらわれた学園 制服に欲情』)

(1986/59分/35mm)日本シネマ
監督:渡邊元嗣 脚本:平柳益実 撮影:倉本和人 音楽:芥川たかし 編集:酒井正次 助監督:笠井雅裕
出演:橋本杏子、田口あゆみ、清川鮎、螢雪次朗、風見怜香、ジミー土田、渡辺正樹、池島ゆたか、藤冴子

父の命令で母のかたきをとるため愛染学園に転校した未来は敵である校長袋小路が生徒に売春させていることを知る。いよいよ復讐の時は訪れて…。セーラー服とヨーヨーで一世を風靡したあの人気ドラマをピンクに! 脚本平柳益実、監督渡邊元嗣コンビによるエポックメイキングな作品の一本。

 

協力:ぴんくりんく

《料金》入れ替え制1本あたり
一般1200円 学生1000円 会員900円
《割引》当日2本目は200円引き

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。