フレデリック・ワイズマンのすべて in 関西
神戸映画資料館 vol.1
2019年11月2日(土)〜4日(月・祝)
1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン。
50年以上にわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、図書館、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきました。ワイズマン自身が “〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ” という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーブ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的なアメリカの姿が映し出されています。
2019年秋、「フレデリック・ワイズマンのすべて in 関西」と題し、京阪神の劇場で大特集。
神戸映画資料館ではこれを始点にシリーズ上映を予定しています。
「メイン州ベルファスト」 Belfast, Maine
(1999/247分/16mm)*途中休憩あり
メイン州にある人口6000人の典型的なアメリカの町ベルファストに関するドキュメンタリー。現在ではメイン州でもっとも貧しい地区のひとつであるが、歴史的には商業的に栄えた町であり、天然資源に恵まれた土地でもある。ワイズマンは「ベルファストの日常生活が経済的圧力によっていかに変化したかあるいは変化していないかを記録しようと考え、この町の様々な組織とそこでの日常生活を検証した」と述べている。
《料金》
一般:2000円 シニア:1700円 学生・会員:1500円
*招待券はご利用いただけません
→公式サイト(コミュニティシネマセンター)
→フレデリック・ワイズマンのすべて in 関西
主催:同志社大学寒梅館、シネ・ピピア、シネ・ヌーヴォ、神戸映画資料館、元町映画館、出町座、京都みなみ会館
共催:コミュニティシネマセンター
協力:アテネ・フランセ文化センター、山形国際ドキュメンタリー映画祭