[貸館]戦後初期日本アニメーション上映会
2020年2月2日(日) 14:00〜17:00
日本アニメーション史研究において、東映長編(1958年〜)の以前の歴史として、満州事変に始まる十五年戦争期(1931〜1945年)の研究は近年数多くなされているが、1945年〜1958年(戦後初期)の研究はいまだ蓄積に乏しい。そのため戦中と戦後が直結するような歴史に映りがちである。
しかし、戦後初期は戦争から開放されつつも、社会全体が混乱していた時代であり、アニメーション制作もまたその例外ではなかった。そこで本上映会では戦後初期の映像を参照することを通じて、演出手法や制作体制など、どのようなアニメーション制作のあり方が模索されていたのかの検討材料とする。
そこで行われた模索の多くは、東映長編やテレビアニメといった戦後主流となったアニメーションにはつながらなかった。しかし、だからこそ現代のアニメーションにも示唆を与えるものになるだろう。
お申し込み
Googleフォームからお申し込みください。締切は開催前々日(1月31日)の14時です。
《参加費》 3000円(カンパ歓迎)
懇親会:あり(費用別途・場所は「清本の店」を予定)
主催:アニメ・マンガ評論刊行会
主催事務担当者:たつざわ さとし→メール