神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

2023年6月2日(金)〜13日(火)[水・木休映]

『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』

『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』Paper City

(オーストラリア/2021/80分/デジタル)
監督:エイドリアン・フランシス
配給:フェザーフィルムス

出演:清岡美知子、星野弘、築山実

 

戦争は一夜にして我々の日常を奪う

十万人を超える犠牲者を出した
東京大空襲の生存者の最後の言葉を、
オーストラリア人のドキュメンタリー映画監督が
いま語り継ぐ

1945年3月10日午前0時過ぎ、アメリカ軍の爆撃機が東京を襲撃し、木造の家屋や多くの紙材が密集していた街に火の粉を浴びせた。日の出までに10万人以上の死者を出し、東京の4分の1が焼失した史上最大の空襲だった。この凄まじい記憶が今もなお生存者の脳裏に焼きついている。戦争や空襲の記憶が失われつつある今、未曾有の悲劇の体験を後世に残そうとする3人の生存者に肉薄する。

本作は東京を拠点にするオーストラリア人映画監督エイドリアン・フランシスの長編ドキュメンタリー・デビュー作。この悲劇で私たちは何を記憶し、なぜ忘れようとしているのか。戦争の影がしのび込んでくる今、生存者の体験と未来への思いを見つめる。

→公式サイト

《料金》
一般:1700円 シニア(65歳以上):1200円 ユース(25歳以下):1000円 会員:1000円
*初日サービスDAY 1200円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

 


1日限定特別上映
6月3日(土)15:10〜
『蜂の巣の子供たち』(1948/86分/35mm)
監督・脚本:清水宏 撮影:古山三郎 音楽:伊藤宣二
清水監督は戦災孤児を引き取りともに生活をしていたが、その子どもたちを出演させてオール・ロケーションで撮影した自主製作作品。下関に降り立った復員兵が出会った浮浪児たちを連れて広島、神戸と山陽道を歩いて行く。山中貞雄、小津安二郎、そして溝口健二が天才と呼んだ、清水宏監督の「子ども」と「旅」のテーマが凝縮されている。

《料金》一般:1200円 ユース(25歳以下):700円 会員:1000円
《割引》『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』鑑賞のチケット半券提示で各200円割引
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

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