神戸映画資料館

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2024年8月10日(土)・11日(日)

新長田映画講座『或る夜ふたたび』


不良フェミニスト映画批評の実践・戦後編  vol.1

二ヶ月に一度の頻度で開催する「新長田映画講座」。
前年度の「不良フェミニスト映画批評の実践・戦前編」に続いて今年度は「戦後編」です。
講師に「溝口健二論: 映画の美学と政治学」(法政大学出版局)などの著書がある木下千花氏を招き、フェミニスト映画批評の視点から作品を読み解いていただきます。

 

13:30〜 上映
『或る夜ふたたび』(1956/99分/16mm)
歌舞伎座 作品提供:国立映画アーカイブ
監督・脚本:五所平之助 脚本:長谷部慶治 撮影:宮島義勇
美術:久保一雄 音楽:芥川也寸志

出演:佐野周二、乙羽信子、野添ひとみ、北原隆、市川紅梅、坂本武、多々良純、増田順二、中村是好、星ひかる、浦辺粂子、若山セツ子、千石規子

中小企業を解雇されたばかりのサラリーマン志田文三(佐野周二)と、愛くるしく快活ながら複雑な過去をもつあき子(乙羽信子)の夫婦のもとに、モダンな姪・初美(野添ひとみ)が大阪から上京してくる。松竹蒲田以来の小市民映画の巨匠・五所平之助が、超一流スタッフを得て、失業、貧困、人工妊娠中絶、精神疾患などの社会問題を繊細に描く。ポスト占領期妊娠メロドラマの隠れた傑作。(木下千花)

 

15:25〜 講座(終了予定16:25) *11日(日)は前日の講座の録画
講師:木下千花(京都大学教授)

国立映画アーカイブ所蔵

 

《参加費》 上映+講座
一般:1500円 ユース(25歳以下):1000円 会員:1200円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

主催:神戸市 企画:NPO法人プラネット映画保存ネットワーク

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